文字サイズ
自治体の皆さまへ

ルーツいいなん-29-

30/33

島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆人のお世話するのが好きなんです
「介護の仕事をしたいと思ったのも、世話好きだったからかもしれませんね」と話すのは上條千恵さん(40歳)です。
現在、福岡県北九州市で家族3人の生活を送る上條さん。福岡県に移住するきっかけは結婚でした。「夫が転勤の多い仕事なので、福岡県内を転々としています。最初は大変でしたけど、今では慣れましたね」と話します。
引っ越しが多く、友人を作るのも難しい中で、楽しみは息子さんの少年野球。練習や試合の応援を通して、保護者の皆さんとのおしゃべりの機会を楽しんでいるそう。「子どもたちの野球という共通の話題があるので、会話も弾みます」と上條さん。それでも一番の楽しみは息子さんのプレーや上達していく姿なのだそう。「高校生の時に野球部のマネージャーをしていたので、野球が楽しくて」と続けます。
「マネージャーをしてみたら」という同級生の一言で何気なく始めた野球部のマネージャー。それでも高校生活一番の思い出なのだそう。「ルールもほとんど知らなかったですし、体力的にも厳しい時もありました。ただ、詳しくなるにつれて楽しかったですし、部員みんなのお世話をするのが好きでした」と笑顔で振り返ります。
「高校生活を振り返ると飯南町に帰りたくなりますね」と上條さん。「お米や野菜の美味しさなど、離れてみると魅力に気付きました。これからも、機会を見つけて家族と一緒に帰省したいですね」と話していました。

◇上條 千恵(かみじょう ちえ)(旧姓:松原)
飯南町野萱出身。赤来中、飯南高卒業後、広島県の介護・福祉系専門学校に進学。専門学校卒業後、出雲市で介護施設に就職。結婚を機に福岡県北九州市に移住し、働きながら子育てを行う
5、6年前からキャンプにハマっているという上條さん。福岡県内だけでなく、近隣の大分県や熊本県、山口県にもキャンプに出掛けるそう。「キャンプはストレス解消にもなるし、家族みんなで楽しめるのがいいですね」と話していました

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU