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ルーツいいなん-21-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆感動とワクワクを
「人に優しく、相手の立場に立って仕事をしています。仕事を通して、多くの人に笑顔になってもらいたい」と話す妹尾優汰さん。広島県で個人事業主としてweb集客アドバイザーなど幅広く仕事をしています。
妹尾さんは、専門学校卒業後に障がい者施設に勤務。利用者の皆さんの笑顔に触れる中で、より多くの人に笑顔を届けることができないかと漠然と感じていたと言います。そんな時、同郷の先輩に誘われ、サービス業での起業に携わることになりました。
「関わったことのない分野ですし、起業するのも初めてでしたけど、新しいことに挑戦するのはワクワクしましたね」と妹尾さん。起業から約6年間、取締役として奔走し、大変なことも乗り越えてきました。
昨年、事業も軌道に乗り、順調な業績を上げる中で退社。独立することを決意した妹尾さん。一歩踏み出す勇気を与えてくれたのは、親と高校時代の恩師の教えでした。
「自分のやりたいことをやらせてくれ、人に優しくしろと言い続けてくれた親と、何事にも一生懸命、誠実に取り組むことの大切さを教えてくれた恩師に感謝しています」と話す妹尾さん。独学でいろいろな知識を身につけながら、新たな挑戦を楽しんでいるそう。
今後は、地方創生やまちづくりにも取り組んでみたいと笑顔で話す妹尾さん。「サービス精神を持って、多くの人に感動とワクワクを」の信念を持ち、これからも多くの人に笑顔を届けます。

◇妹尾 優汰(せお ゆうた)
飯南町長谷出身。飯南高校、保育系専門学校を卒業後、知的障がい者施設に勤務。退職後、新規事業の起業に携わり、昨年7月に独立。現在は、個人でweb集客アドバイザー兼企業のマーケター行う(28歳)
社会人として働きだしてから、自分のために時間を持つことができなかった妹尾さん。独立後は少しだけ時間に余裕ができたそう。「空いた時間は読書ですね。興味のないジャンルを読むことで、学びがあるんです」と話していました

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