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ルーツいいなん-25-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆自分の人生は自分で決める
「今、私の生活の中心は4人の子どもたちです。子どもたちにはできる限りの後押しをしてあげたい」と話すのは中村愛子さん(39歳)です。
中村さんは4年前、山口県から沖縄県名護市に移住。きっかけは長女桜萌(あゆ)さんの夢の実現を後押しするためなのだそう。「山口県に住んでいる時に桜萌がゴルフをする機会があって。『プロゴルファーになりたい』という夢ができた。実現するために環境のいい場所に行こうと思いました」と中村さん。子どものためになるならと移住を決めます。
自らの人生においても、子育てをする上でも大切にしていることは「自分の人生は自分で決めること」―。中村さん自身は幼少期、自分で決めて行動に移すことができなかったそう。「子どもたちには後悔しないように自ら考え、行動してほしい」と話します。
子どもたちが自分で決めて行動するため、当然失敗することもあるそう。そんな時もあまり深刻になることはないと中村さん。「失敗してもいいと思います。他に面白いことがあるかもしれないし、もう少し頑張ってみてもいいかもしれないよと伝えています」と続けます。
「広い世界に羽ばたいてほしい」と、子どもたちの夢の後押しをする中村さん。今は自らの夢の実現に向けても行動しているそう。「昔からの夢だったマリンスポーツと飲食のお店を開く準備をしています。人生はまだまだ続きます。行動せずに後悔するのは嫌なので」と笑顔で話していました。

◇中村 愛子(なかむら あいこ)(旧姓:藤原)
飯南町小田出身。赤来中、飯南高校卒業、飯南町、山口県での生活を経て、沖縄県に移住。受付や販売を担当する会社員として働きながら、4人の子どもを育てる母としても奮闘中
練習漬けの毎日を送っている長女の桜萌さん。中村さん自身もゴルフ場運営の会社に勤務し、ゴルフについても学んでいるそう。これからも、プロゴルファーという長女の夢の実現のため、親子二人三脚で歩みを進めていきます。

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