ぬくもり情報局 森林セラピー通信 森のたより

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◆セラピーの森に、秋の足音が聞こえてきました
お盆を過ぎた頃から、朝晩はひんやりと感じる日が多くなってきた飯南町。そんな森には、秋の植物たちがチラホラと顔を出してくれています。
まずは「ツユクサ」です。目を引く青い花が特徴ですね。実は、民間薬として重宝された歴史があるんです。解熱・下痢止めの効能があるそうで、花が咲く前に全草を干して、煎じて飲むそうです。
続いては、皆さんもそうめん等の薬味としてお世話になっているはず・・・「ミョウガ」の花です。淡い黄色っぽい白いお花で、綺麗に咲いている期間はとても短いです。長らく観察していると、どうやら群生している場所の外縁部に花を見かけることが多いように感じます。もちろん食用で、ミョウガ本体よりも刺激が少ないので食べやすいです。
最後に、今年も現れた毒キノコ「カエンタケ」です。例年に比べ、少し時期が早いように感じます。数年前に発生を確認してから毎年のように姿を現します。危険なキノコではありますが、眺めてみると個性的な形のものばかりで見入ってしまいます。無害か有害か、人間の物差しだけで判断してはいけないことを教えてくれる存在です。
※森林セラピーロードでは、自然のままの姿を見てもらえるように、注意喚起を行い、あえて残しています。

問合せ：(一社)飯南町観光協会
【電話】76-9050