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まちのおもちゃ箱(1)県有林では計画的な主伐を推進します

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島根県飯南町

県有林とは、県が管理運営している森林で、明治10年に島根県が860ヘクタール余りの森林を購入したことに始まり、令和9年には満150歳を迎えます。現在、森林面積は1,706ヘクタール(うち飯南町が1,304ヘクタール)、その約4割にあたる688ヘクタール(うち飯南町が591ヘクタール)が人工林です。
島根県は、県有林について、災害防止や地球温暖化防止、水資源のかん養などの森林の持つ公益的機能の発揮、林業の生産性の向上を図ることを目的に、昭和33年から5年を1施業期とした「管理・経営計画」を策定。計画では植栽されたスギやヒノキを中心に、下刈り、除伐、間伐といった施業と、利用期を迎えた森林での主伐を実施。「伐って、使って、植えて、育てる」循環型林業の促進に努めることとしています。
令和5年度からスタートした計画は、毎年5ヘクタール程度の主伐と、その跡地への植栽(再造林)を計画。昨年度は2.62ヘクタールの主伐を実施し、今年度は4.13ヘクタールを発注しています。この実施場所は、試験研究部門が行う森林経営の収益性の向上、原木生産・再造林の低コスト化など、新技術の導入に向けた研究フィールドとして活用していきます。
条例により制定された「島根県県民の森」として、トレッキングや木工教室開催など人と自然とのふれあいの場を提供しつつ、県民の財産である森林を引き続き、適切に維持管理していきます。

問合せ:
県有林管理スタッフ【電話】76-2302
中山間地域研究センター【電話】76-2025【URL】https://www.pref.shimane.lg.jp/chusankan/
(本紙10ページにQRコードを掲載しています)

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