◆冬の森林セラピー
「スーパーエルニーニョ」と言われ暖冬気味な2024年の冬。雪の降り過ぎも良くないですが、夏場の水不足にならないためにも適度に降ってほしいものです。飯南町の森林セラピーでは、冬季積雪時のメニューとしてスノーシューを活用しています。
スノーシューは、日本でおなじみの“かんじき”の西洋版。踵(かかと)を固定しないタイプが多く、歩きやすいのが特徴です。その反面、方向転換をする時は、ぐるっと回転しなければいけません。(後ずさりすると、踵が浮いて危険です)
冬季の飯南町ふるさとの森は、平均で1メートル以上の雪に覆われ、一面白銀世界となります。人の足跡が全くない森を、雪に沈まずスイスイ歩くと、たくさんの発見があります。木々の新芽や、ミツマタのハニカム状の蕾(つぼみ)、ヤママユの抜け殻、ユキムシの活発な動き。雪の上を歩けると、目線の高さが変わるので、普段では届かないキツツキの突き跡など、冬ならではの表情を見られます。
今年も観光協会では、スノーシューのレンタルを行っていますので、ぜひ白銀の森へ散策に出かけてみてください。
問合せ:(一社)飯南町観光協会
【電話】76-9050
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