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ルーツいいなん-30-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆全ては人との出会いから
「大阪に住んで20年近くになります。気付いたらしっかり大阪のおばちゃんになっていました」と話す津和野ゆかりさん。大阪黒門市場で一人息子と楽しく生活を送られています。
20歳の時、勤務先の旅館の上司に「若いうちは広い世界に出ろ」と言われたことをきっかけに、大阪市に移住した津和野さん。幼少期から習っていた日本民謡の大会で大阪を訪れることも多かったこともあり、大阪なら自分に合っていると考え、移住を決意。大阪の百貨店に就職しましました。
「田舎から都会に出て、とにかく多くの人と出会って多様な価値観に触れてきました」と津和野さん。知り合った映画監督に頼まれて、外国人とCDを出したり、いろいろな店の手伝いをしたりと多くの体験をしてきたそう。「人と話すのが好きですし、出会ってきた人に恵まれているからこれまで楽しく生活できています」と続けます。
仕事に子育てと多忙ながらも毎日を楽しむ津和野さん。「明るく楽しく生きるシングルマザーがいてもいいですよね」と笑顔で話します。自らが明るく楽しくするだけでなく、息子にも人生を楽しむ自分の姿を見せることを意識して生活しています。
「息子がもう少し大きくなったら、小料理屋を開いてみたいです。好きな料理を活かすことができるし、そこでいろいろな人と出会うことができるから。今後も周りの人たちに感謝して、ご縁を大切にしていきたい」と津和野さん。これからも目標に向かって、笑顔で料理を届けます。

◇津和野ゆかり
飯南町上赤名出身。飯南高卒業後、松江市の旅館に就職。20歳を機に大阪市に移住し会社員となる。現在は八百屋カフェで勤務する傍ら、自ら定食屋も経営。子育てでも奮闘中(39歳)
「鉄道オタクの息子と2人で出かけるのが趣味」と津和野さん。息子さんには、やりたいことは可能な限りやらせてみることを大切にしているそう。「息子もその気持ちが伝わっているのか色々なことに挑戦している」とうれしそうに話していました

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