こんにちは 中山間地域研究センターです。
今年の9月は残暑が厳しく、くわえて降水量は37ミリメートル/月と少なく、平年の18パーセントしか降っていません(赤名観測所)。このため、毎年9月に生える野生きのこは、ほとんど見かけることはありませんでした。
10月に入って気温が下がり、まとまった降雨もあり、中旬からはハタケシメジ、下旬からはコウタケなど、秋らしいきのこが生えてきました。このように発生の始まりが遅い年は、発生が遅くまで続く年と、例年どおりに終わる年があります。できればもう少し、秋のきのこ狩りを楽しみたいですね。
きのこの発生はその後も続きます。当センターでは初霜が降りる頃に調査するきのこがあります。食卓ではお馴染みのエノキタケとナメコです。これらは晩秋を代表するきのこですが、積雪が少ない年は冬季でも見つかります。
きのこ狩りを楽しむには、正しく鑑定する必要があります。当センターでは、ご相談・鑑定を無料で受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
問合せ:中山間地域研究センター
【電話】76-2025【URL】https://www.pref.shimane.lg.jp/chusankan/
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