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ルーツいいなん-31-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆周りの人に支えられて
先日、娘がはたちの集い(旧成人式)に出席しました。まだ高校生の息子もいますけど、20年間の子育ては、長いようであっという間だったなと感じています」と話す平田恵さん。家族4人、松江市で生活しています。
16歳で長女を出産し、18歳で結婚した平田さん。初めての子育ては仕事との両立もあり、大変だったと言います。それでも、夫の章悟さんはもちろん、同居していた両親や義父母に支えられながら笑顔で過ごしてきました。
「飯南町のことは好きでしたし、ずっと住むつもりでしたけど、夫の仕事で松江市に引っ越すことになりました」と平田さん。家族4人でまた新たな生活となりましたが、ママ友や趣味の安来節で知り合った方々との交流もあり、徐々に生活に慣れてきたそう。「2年前、こちらに家も建てました。今後、飯南町で生活することはないかもしれないです」と話します。それでも飯南町に愛着はあると平田さん。「夫の実家(下来島)の田植えや稲刈りには手伝いに行きますし、毎月のように帰省しています。支えられてきた分、私なりに何かできればと思っています」と続けます。
「娘は働き始めましたし、息子も後2年で高校卒業。もう少ししたら、子育てが一段落します」と話す平田さん。最近は、今後の生活を考えることもあるそう。「結婚した時からあまり夫と2人の時間がなかったんです。これからは、旅行に出掛けたり、お酒を楽しんだりできればいいかな」と笑顔で話していました。

◇平田 恵(ひらた けい)(旧姓:若林)
飯南町赤名出身。飯南高校の同級生だった夫、章悟さんと18歳の時に結婚。24歳の時に章悟さんの仕事の関係で松江市に移住。現在は、飲食店に勤務しながら、趣味の安来節を楽しむ(37歳)
小学4年生から30年近く続けている安来節(民謡)。今でも、安来節飯南支部に所属し、月に2回程度飯南町内で練習をしているそう。「毎年、来島地区文化祭で披露する機会をいただいています。今後も続けていきたいです」と話していました。

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