「笑顔あふれる飯南暮らし」をテーマに、各地域で取り組まれている活動を取り上げていきます。
第5回「食の魅力、再考―食材、食卓、食文化」
今回は食のコーディネーターとして勤務する地域おこし協力隊の正戸が地域での活動をレポート
■地域食材を生かす事業所をお手伝い
米、肉、野菜に果物…。町内のさまざまな産物を扱う飲食店や、加工施設などの現場でお手伝いをしています。地域の産物の美味しさを生かし、食べて喜んでもらおうと、どの事業所も真剣です。
■地域資源としての伝統食
平成のはじめ、高度経済成長前の郷土料理を伝承した、最後の世代の作る食事を記録する運動がありました。飯南でも、伝統の味を次の世代へ残そうと活動されたそうです。その頃に作成された伝統食の冊子を見せてもらいました。それから30年。コロナ禍を経て、さらに失われつつある伝統食を残していきたいと考えています。そこにはかつての飯南の自然と四季、人の営みが見えるはずです。
■飯南の食の魅力
都市部と違い、農や自然のフィールドの中にある飯南町では、土地の個性が食卓の上に表れやすく、それは移住者の目から見てとても魅力的です。人と人のつながる場として、地域資源の一つとして食を捉え、活動を続けます。
◆ここがポイント
・伝統食を残し、飯南町らしさを継承
・人と人のつながる場として、地域資源の一つとして食を捉える
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