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ルーツいいなん-42-

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島根県飯南町

このまちに住んでいようと、なかろうと、ルーツをたどれば飯南町。生まれや育ちは違っても、飯南町に縁やゆかりがある。そんな人たちを紹介します。今回登場した人が次の人を指名。つながり続くよどこまでも。

◆子どもたちだけでなく自らも成長
「昔から教えることが好きだったので、今の仕事は向いているのかなと思います」と話すのが、昨年度、広島市内の小学校に教員として採用された松平拓大さん(24歳)です。
もともとは特別支援の教員を目指していたという松平さん。小学校での教育実習を経験したことで、小学校教員になることを決めたと言います。「児童と接したり、働く先生方の姿を見たりしたことが大きかったです」と話します。
目標通り、教員となり児童に笑顔で接する松平さん。1年目はとにかく必死だったそう。「担任を受け持つことになり、何が正解か分からずに悩むことが多かったですね」と振り返ります。2年目になり、少しずつクラス全体の運営を考えることができるようになってきました。
自分らしさを出しながら、仕事ができるようになってきたとは言え、接する相手は小学生。自分の想いが伝わらず、うまくいかないことも。だからこそ松平さんには、大切していることがあるそう。「子どもたちの成長のためには、自分も成長することが必要」――。子どもたちだけでなく、自らも成長できる環境で働けることに楽しさを感じています。
今の目標は、「信頼される教員になること」。そのために、安心感のあるクラス運営をしたいそう。「今は力不足ですけど、子どもたちのためなら頑張れます」と松平さん。これからも子どもたちの成長のため、自分を磨き続けます。

◇松平 拓大(まつだいら たくひろ)
上赤名出身。赤来中、飯南高卒業後、広島文化学園大学に進学し子どもの心と身体、感性を伸ばすために学ぶ。卒業後、広島市の小学校教員に採用。現在、広島市内の小学校で4年生の担任を受け持つ
仕事はもちろん、プライベートも充実させたいと話す松平さん。休日には食べ歩きや温泉巡りをして、リラックスしているそう。「最近はスキーもしています。怪我をしないように気をつけながらですけどね」と笑顔で話していました

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