■自分の避難行動をあらかじめ考えよう
災害時の避難行動は命を守るための大事な行動であり、適切に避難できるかどうかで生死が分かれます。確実に避難行動が起こせるように、事前に備えをしておきましょう。
◆災害への備え、4つのステップ
STEP1 自宅や職場の災害リスクを確認する
まずは自分が住んでいる家、そして働いている職場の災害リスクを知ることから始めましょう。山や川、海が近いなど、ご自宅や職場の環境は様々です。
▽土砂災害
土砂災害のおそれのある地域
▽洪水
浸水する範囲と深さ
▽津波・高潮
浸水する範囲と深さ
▽自宅の想定危険度をチェック
県内各自治体が作成しているハザードマップはホームページで公開されています。国土交通省の重ねるハザードマップでは、住所を入力するだけで、簡単にその場の災害リスクを調べることができます。
広島県のハザードマップ公表状況
【HP】http://www.bousai.pref.hiroshima.jp/out/public/hazardmap/index.html】
重ねるハザードマップ(国土交通省)
【HP】http://disaportal.gsi.go.jp/
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ほかにもこんな災害リスク確認もしましょう
▽周辺環境をチェック!
豊かな緑、おだやかな川、広大な海がすぐ近くにある広島県。それは時に自然の脅威となって私たちを襲ってきます。大きな地震による津波、豪雨による土砂崩れや川の決壊など、過去のさまざまな災害を認識し、自宅や職場の周辺環境をしっかりと確認しておくことが大切です。
▽キキミルAR
土砂災害警戒区域をARで確認!
広島県では、AR(拡張現実)技術を活用し、スマートフォンのカメラ映像上に土砂災害警戒区域等を表示する機能を作りました。ARサイトを開き、自宅周辺や通学・通勤路などにカメラをかざすだけで危険性を認識できます。
「キキミルAR」はこちらから→
【HP】https://www.d-keikai.pref.hiroshima.lg.jp/ar/
▽川と海はもちろん「ため池」の有無も確認!
県内には約1万8千箇所(全国第2位)の農業用ため池があります。農業用水の確保や洪水調節など様々な機能を有する大切な地域資源ですが、豪雨などによる被災のリスクもあります。「広島県ため池マップ」で、自宅近くのため池の有無もチェックしておきましょう。
「広島県ため池マップ」はこちらから→
【HP】https://www2.wagmap.jp/pref-hiroshima-sp/
STEP2 避難先を決めておく
避難先は、市町が指定する避難場所だけではなく、「安全な」親戚・知人宅、「安全な」ホテル・旅館などもあります。ハザードマップなどを見て、被害のおそれがある場所や低い場所などを避けて、安全に移動できる避難ルートを決めましょう。
避難先の例:学校、公民館、自宅
崩れやすい場所や、浸水しやすい場所は避けて避難しよう
STEP3 避難するタイミングを知る
避難情報が発表された時、自分の家や職場の場合、いつ避難行動を起こせば良いか把握していますか? 令和3年に避難情報が見直され、「警戒レベル4」の「避難指示」までに必ず避難しなければいけません。
▽警戒レベル〜警戒レベル4までに必ず避難を!!〜
STEP4 備蓄品を確認・準備する
停電や断水が起きたり、自宅に帰れなくなったりすることも珍しくありません。そこで、いざという時のために、備蓄品を準備しておきましょう。飲料水や食料、モバイルバッテリーに簡易トイレ、携帯ラジオや救急セットなど、備えておくべき物は様々。家族構成に合わせて必要なものを準備しておきましょう。
▽まずはこれを用意しましょう!
飲料水(3L×人数×3日)
防寒具・アルミブランケット
レトルト食品(人数×3日)
インスタント食品(人数×3日)
ガムテープ
軍手(人数分)
モバイルバッテリー
靴・スリッパ
簡易トイレ
携帯ラジオ
ホイッスル
救急セット
常備薬
タオル・衛生用品
衣料品(着替え)
現金・貴重品
■上記のステップを「防災タイムライン」アプリで作成しよう!
風水害などの災害に必要な備えが簡単にできるアプリ「Yahoo!防災速報」で「防災タイムライン」を作成して、いざというときに備えましょう。
Yahoo!防災速報
【HP】https://www.gensai.pref.hiroshima.jp/hiroshima_sumahobousai/
※「防災タイムライン」作成には、Yahoo!JAPAN IDが必要です。らくらくホンなど、
Google Playに対応していないものはアプリをインストールすることができません。
詳しい機能・作り方はこちらをチェック 「広島 スマホ防災」で検索
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