■「多彩な瀬戸内の魚料理とその料理に合う日本酒のペアリングを楽しんで」
鮨 稲穂 店主
三原 美穂(みはら よしほ)さん
瀬戸内産の魚介を熟成させたり漬けにしたりすることで魅力を引き出し、広島の米と広島の酢、広島の水で作ったシャリと合わせる「広島鮨」を提供しています。せっかくなら、多彩な瀬戸内の魚料理と、その料理に合った日本酒のペアリングを堪能していただきたいですね。これを楽しむことが、広島ならではの「美味しさ」だと考えています。これからも我が故郷・広島の良さを発信し続けていきたいです。
◯「瀬戸内さかな」のブランド化
三原さんの活動を支える施策
瀬戸内海では、時季に応じて旬の魚が異なります。この四季折々の新鮮な魚種を多く有する強みを生かして、広島県では「瀬戸内さかな」のブランド力向上に取り組んでいます。
■「独自製法の酒をはじめ地元の価値に目を向け広島発の新商品を創造」
ナオライ株式会社 代表取締役
三宅 紘一郎(みやけ こういちろう)さん
呉市の三角(みかど)島を拠点に創業し、神石高原町に酒蔵を構え、純米酒を低温浄溜する独自製法の酒「浄酎」を開発・発売しました。「浄酎」は、広島発の全く新しい酒。廃業した酒蔵に最先端の設備を導入し、地元で有機栽培された酒米を使って製造しています。このほか、広島県内の特産農産物を使った商品開発にも取り組んでいます。多様で豊かな日本酒文化を次世代に引き継いでいきたいです。
◯ひろしまユニコーン10
三宅さんの活動を支える施策
時価総額10億ドル以上への急成長を志向する「ユニコーン」のような企業を10年間で10社創出することを目標に、広島から世界に大きく羽ばたき成長することを目指す企業を応援するプロジェクト。
■「広島県産食材が主役のイタリア仕込みの料理を気軽に満喫してほしい」
gruta 店主
鶴田 直也(つるた なおや)さん
ホテルのレストランで基礎を学んだ後、3度目の挑戦で「第4回ひろしまシェフ・コンクール」の成績優秀者に選ばれ、イタリアで1年間修業しました。帰国後、広島市内で開業。季節感の大切さをイタリアで学び、自身の店でも広島県産を中心に、旬の食材が主役の料理を作り続けています。普段の食事のように肩肘張らず、広島ならではのイタリアンを満喫していただけたら嬉しいです。
◯ひろしま料理人コンクール
鶴田さんの活動を支える施策
次世代を担う若手料理人の発掘・育成を目的に、平成26年から毎年開催。書類、面接および実技審査を経て選ばれた優勝者は国内外の有名店での修業支援を受けることができる。
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