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汗と涙の輝ける青春!第12回 高校生の神楽甲子園 ひろしま安芸高田開催レポート

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広島県安芸高田市

日時:7月22日(土)・23日(日)
神楽に取り組む全国の高校生たちが一堂に会する「高校生の神楽甲子園ひろしま安芸高田」が開催されました。
今年の出場校は史上最多の20校。全国各地から神楽に青春を懸ける高校生たちが集結しました。特別出演として愛知県の和太鼓、徳島県の阿波踊りも披露され、勇壮華麗な日本文化の共演でにぎわいました。
一日で最も優秀なチームに与えられる「日藝選奨」に輝いたのは、飯南高校と吉田高校。学校名が発表されると大きな歓声が上がり、会場は喜びに包まれました。

■出場校一覧
◇1日目
新庄高校(広島県)「滝夜叉姫」
葛巻高校(岩手県)「葛巻神楽『鶏舞『』権現舞』」
矢上高校(島根県)「子持山姥」
松蔭高校(愛知県)《特別出演》「神楽太鼓組曲『祈り』」
加計高校芸北分校(広島県)「八岐大蛇」
岩国高校坂上分校(山口県)「三鬼」
飯南高校(島根県)「山姥」
浜田養護学校(島根県)「頼政」
可部高校(広島県)「五条橋」
由布高校(大分県)「二草」

◇2日目
日野高校(鳥取県)「八重垣能」
江津高校(島根県)「岩戸」
邇摩高校(島根県)「天神」
檮原高校(高知県)「鬼神退治」
益田東高校(島根県)「十羅」
鳴門高校(徳島県)《特別出演》「阿波の伝統乱舞」
西城紫水高校(広島県)「榊舞」
千代田高校(広島県)「伊吹山」
浜田商業高校(島根県)「大蛇」
吉田高校(広島県)「厳島合戦」

■初日の「日藝選奨」受賞
・飯南高校(島根県)
緩急があり伸びのある笛が印象的。力強さと安定した演奏力があり、動作と静止の強弱をつけた演舞との調和が優れていたと評価されました。

■2日目の「日藝選奨」に輝いた 吉田高校神楽部に密着!
2年ぶりに「日藝選奨」に輝いた吉田高校。16人の部員がどのような気持ちで舞台に臨み栄光を手にしたのか、公演当日の様子をお届けします。

◇部長コメント
・神楽部部長 3年 乘田 佳穂(のりた かほ)さん
神楽部の活動は基本火曜~金曜ですが、7月に入ってからは土日曜も練習しました。暑さへの耐性や体力を鍛えるため、練習時間はあえて13:00~16:00。1年生のときに先輩たちが「日藝選奨」を受賞した姿を見てずっと憧れていたので、その理想に向けて頑張ってきました。

◇当日の流れ
1.吉田高校の出番は2日目の大トリ。他校のステージを見て刺激を受け、モチベーションを高めます。
2.テレビの密着取材が入っていたこともあり、舞台袖はバタバタ。タイムスケジュールは全体的に押していたが、一つ前の舞台が思いのほか早く終わり、さらに時間に追われることに。
3.出番の直前に「楽しく笑顔で終わろう!」と呼び掛け合いながら、いざ舞台へ。
4.上演中は客席からの大きな声援に励まされました。
「日藝選奨」の受賞が決まった時には部員全員が涙。「1年生で『日藝選奨』を取りましたが、2年生では取れていなかったので、今年は取りたいという思いが強かったです」と部長の乘田さん。

◇暑さ対策も抜かりなく。
保冷バッグに飲み物、氷、冷却ジェルシート、冷却スプレーを用意。それでも気分が悪くなってしまう部員が出てしまいましたが、皆で支え合います。

◇部長コメント
一番良かったのは、誰も倒れず部員全員が笑顔で終われたこと。「日藝選奨」を取りたいという思いや一体感を得られたことも良かったです。部員同士が信頼関係を築き、来年も楽しんでチャレンジしてもらいたいです。

■新体制となったこれからも要注目!
9月24日(日)に開催された「甲田芸術祭」から、2年生が中心となった新チームが始動しています。今後も彼らの活動を応援していきましょう!

問合せ:商工観光課 観光係
【電話・お太助フォン】47-4024

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