■11月9日は「119番の日」応急手当の協力をお願いしています
「119番の日」は、消防への正しい理解と認識を深め、防火防災意識の高揚を図ることを目的として1987年に消防庁が制定しました。119番通報を的確に行うことは、迅速(じんそく)な消防活動、そして命を守ることにつながります。突然の事故や病気、特に心肺停止など重篤な場合、ただ救急車を待つだけでは命が助かる可能性が低くなってしまいます。
消防では、119番通報の内容から必要と判断した場合、その場に居合わせた人に応急手当を実施してもらうために「口頭指導」を行っています。
◇口頭指導とは
消防の通信指令員が119番通報してきた人に対して、通報内容から傷病者の状態を判断し、救急車が到着するまでの間に何らかの対応が必要であると判断した場合に行うものです。その状況に即した具体的な応急手当の方法を口頭で指導し、応急手当の協力をお願いします。
◇このような通報内容の時は、口頭指導を行っています
「意識・呼吸がない」
「喉に物が詰まって窒息している」
「出血がずっと続いている」
「やけどをしてしまった」
「作業中に指を切断してしまった」
◇安芸高田市でも、口頭指導と応急手当で助かった命があります
・ゴルフ中に倒れた男性を、連携プレーで救命
ゴルフ場でプレー中の男性が突然倒れ、仲間がゴルフ場に救急車とAED(自動体外式除細動器)を要請しました。従業員の119番通報を受けた通信指令員は、救急車を出動させるとともに、心肺蘇生法を口頭指導しました。従業員とその場に居合わせた人が協力し、迅速かつ的確な応急手当を実施したことで倒れた男性は一命を取り留め、社会復帰されています。
■毎月一回定期開催 普通救命講習
開催日時:11月19日(日)9:00~12:00
申込締切:11月12日(日)
問合せ:警防課 救急係
【電話】42-3952
問合せ:安芸高田市消防本部・安芸高田消防署
【電話】42-0931・お太助フォン42-3952【FAX】47-1191
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