あけましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症を巡る緊張感が和らぎ、社会経済活動にあらゆる場面で復調の動きが見られました。
そうした中、市では毛利元就の入城500年記念事業を通して、一層の活性化に取り組んできています。各種のイベントを催し、多くの参加者と市の魅力を共有しました。とりわけ、新名物として誕生した「あきたかた焼き」は早くも県内外でたくさんの方に親しんでいただいています。
同時に、市外においては神楽の振興を狙った事業を積極的に展開しました。G7サミットや世界遺産である京都の醍醐寺(だいごじ)、宮島で初めてとなる公演を成功させ、広島を代表する文化として着実に活動の幅を広げています。
この間、YouTubeや各種SNSを通じて、市の知名度は桁違いに高まっています。YouTubeのチャンネル登録者数は13万人を越え、自治体として東京都(17.3万人)、茨城県(16.8万人)に次ぐ全国3位の数字を獲得しました。こうした認知度は各種事業の大きな推進力になると同時に、YouTubeの広告収入等として貴重な財源にもなっています。
振り返ってみると、また一歩、市が大きく前進した1年でした。依然として、市には構造的な課題が山積しています。しかし、覚悟を持って臨めば、どんな困難も乗り越えられるはずです。心配はいりません。本年が市民の皆さまにとって自信にあふれ、希望に満ちた日々となるよう願っています。
市長 石丸 伸二
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