■保護犬・保護猫について知ろう
大人も子どもも読みたい、大切な命の話
◇一緒に幸せに暮らすために
『保護犬・保護猫と家族になるときに読む本 お迎えから育てかたと向き合いかたまで』
保護犬・保護猫のお迎えサポート/著
メイツユニバーサルコンテンツ/刊
保護犬・保護猫を迎えたいと思っている人へ、お迎えの流れ、育て方、迎えてからの暮らしでの注意点などをイラストや写真で分かりやすく解説。
◇命の尊さを教えてくれる
『捨て犬・未来と子犬のマーチ もう、安心していいんだよ(児童書)』
今西 乃子/著
浜田 一男/写真
岩崎書店/刊
里親に出会って元気に暮らすようになった捨て犬「未来」の目から見た、保護犬たちのさまざまな運命と、小さな命の輝きを描きます。
◇保護された猫の目線で描く
『保護ねこ活動ねこかつ! ずっとのおうちが救えるいのち(児童書)』
高橋 うらら/著
岩崎書店/刊
保護猫活動が必要なくなる日を目指して、埼玉県で「保護ねこカフェねこかつ」を運営している梅田さんの活動を描いたノンフィクション。
◇賢明に生きる姿に胸打たれる
『がんばれ!名犬チロリ(児童書)』
おおき とおる/作
うるしばら とうじ/絵
岩崎書店/刊
子犬と共に捨てられていた犬、チロリ。子どもたちに助けられたチロリたちはその後どうなっていくのか?生き物を飼う責任を考えるきっかけとなる一冊。
◇小学生にだって、救える命がある!
『すてねこたちに未来を 小学4年生の保護ねこ活動(児童書)』
菅 聖子/著
汐文社/刊
以前から犬や猫の保護活動をしていたお母さんと一緒に、自分も保護猫活動を始めた渚美(なちゅら)さん。保護猫活動で知ってほしいことや、これからの夢を語っています。
■今月の本棚
図書館のスタッフがおすすめの本を紹介します
◇男たちの過去と運命が交差する
『愚か者の石』
河﨑 秋子/著
小学館/刊
1885年、旧士族の青年が北海道の樺戸集治監に護送。酷寒の地に収監されている囚人たちは、逃亡防止用の鎖でつながれ、過酷な硫黄採掘の労役に従事する。
逃亡を試みれば、看守によって斬殺されるような日々の中、なんとか生き延びた青年は、1人の脱獄囚の行方を追うのだが…。北海道開拓の歴史、その闇と重さの一端に触れる作品です。
(向原図書館 佐伯)
◇日本の労働の問題点にまで迫る
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)』
三宅 香帆/著
集英社/刊
タイトルを見て「自分のこと?」と思ってしまう人もいるかもしれません。ついスマートフォンを見てしまい、本が読めない…。それが、現代社会を生きる多くの人の特徴のようです。仕事や学校で忙しい日々の中でいかに本を読むか?まずはお近くの図書館へ足を運んで、本を手に取ってみませんか?
(中央図書館 井上)
■へぇ〜がいっぱい!図書館のトリビア
◇Vol.3 子ども司書の取り組み
読書活動を進めるリーダー「子ども司書」。今年は21人の子どもたちが養成講座に参加しています。8月3日(土)の第1回では、日本十進分類法や図書館の仕事について学び、中央図書館での体験実習を実施。8月24日(土)の第2回では、本の紹介カード(POP作り)や絵本の読み聞かせの演習を行いました。今後、12月まで、学校の図書館や地域の公共図書館で本のコーナー作りや読み聞かせ、自分のおすすめ本を友達に紹介して感想を集めるなど、多彩な活動を行う予定です。21人の「子ども司書」たちの活躍を温かく見守ってください。
■新着図書情報新刊情報のごく一部です。その他の新刊情報は館内検索機・ホームページからご覧いただけます。
・[哲学]『哲学を知ったら生きやすくなった』さわぐち けいすけ/マンガ 小川仁志/監修・解説
・[日本近現代史]『テーマ別だから日本の今がしっかり見える日本近・現代史』井上 寿一/監修
・[旅行ガイド]『鳥海高太朗が選ぶ世界の絶景楽園100』鳥海 高太朗/監修
・[手記]『消費者金融ずるずる日記』加原井 末路/著
・[暮らし]『暮らしを見直す10分間…気持ちに余裕ができるアイデア』おふみ/著
・[ダイエット]『やせる背骨しぼり』隅田 咲/著
・[料理]『arikoのくいしんぼうおつまみ 飲む人も飲まない人も、みんな美味しい』ariko/著
・[生活用品]『60歳すぎたら買っておきたい100のもの』
・[小説]『笑う森』荻原 浩/著
・[小説]『オパールの炎』桐野 夏生/著
・[小説]『実は、拙者は。』白蔵 盈太/著
・[小説]『古本食堂 新装開店』原田 ひ香/著
・[小説]『九人のレジェンドと愚か者が一人』本城 雅人/著
・[エッセー]『国道沿いで、だいじょうぶ100回』岸田 奈美/著
・[闘病記]『がん闘病日記 お金よりずっと大切なこと』森永 卓郎/著
・[学習読物]『みんなが知りたい!進化する「道具とくらし」』こどもラーニング編集室/著
・[児童読物]『かたづけ大作戦』志津 栄子/作
・[絵本]『いちごりら』麻生 かづこ/作 かねこ まき/絵
・[絵本]『ちょっぴりながもちするそうです』ヨシタケ シンスケ/著
■安芸高田市立図書館
開館時間:
[中央・甲田・向原]平日/10:00~18:00、土日/9:00~17:00
[八千代・美土里・高宮]平日/11:00~17:30、土日/10:00~16:30
休館日:月曜・祝日・祝日が月曜に重なる場合はその翌日
◇閲覧のみできる時間帯
八千代:13:00~14:00
美土里:平日/11:45~12:45、土日/13:00~14:00
◇閲覧・貸出・返却のみできる時間帯
高宮・甲田・向原:13:00~14:00
問合せ:
中央図書館【電話・お太助フォン】42-2421
八千代図書館【電話】52-7090・お太助フォン22-1001
美土里図書館【電話】59-2120・お太助フォン23-1001
高宮図書館【電話】57-1803・お太助フォン24-1001
甲田図書館【電話】45-4311・お太助フォン25-1001
向原図書館【電話】46-3121・お太助フォン26-1001
<この記事についてアンケートにご協力ください。>