■初の快挙!全国消防救助技術大会に出場を果たし、見事入賞
消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を備え、日本全国から選び抜かれた隊員たちが一同に会し、消防救助技術を競い学ぶ「全国消防救助技術大会」。今年、安芸高田市消防本部の消防士長島中義貴さんが中国地区の予選を勝ち抜いて、広島県代表として出場を果たしました。全国大会出場は、当消防本部の長い歴史の中でも初の快挙。陸上の部「はしご登はん」で、入賞者35人中8番目と輝かしい成績を残しました。
「はしご登はん」には50人が出場し、うち35人が入賞。
島中消防士長は34歳で最年長ながら14.5秒で35人中8番目に!
(標準所要時間 24秒)
◇島中 義貴さんからコメント
・技術と精神面を磨いてきた10年間
選ばれた消防隊員しか出られない憧れの舞台、全国大会出場を目指して、10年前からずっと「はしご登はん」の訓練を続けてきました。「はしご登はん」は、自己確保の命綱を結んで15メートルの垂直はしごを登る競技。災害建物への進入など、消防活動には欠かせない技術です。訓練は、勤務日に2時間、休日に3時間くらい。1,000回練習してやっと0.1秒縮まるかどうか…というほどシビアなのですが、精神面もすごく大事な競技なので、ひたすら練習して自信をつけるしかないと取り組んできました。
・自分の技術を後輩に伝えていきたい
本番では、あまり気負わず、緊張せずに取り組めました。家族も現地に応援に来てくれて、子どもが「すごい」とか「かっこいい」と言ってくれたのが嬉しかったです。今後は、災害現場でみんなを引っ張っていきたいですし、後進の育成にも力を入れたいと思っています。ロープの結び方やはしごを登るコツなどもどんどん伝えていきたいです。
救助隊の副隊長を務める島中消防士長。
高い技術でみんなを引っ張るエースとして期待しています!
問合せ:安芸高田市消防本部・安芸高田消防署
【電話】42-0119・お太助フォン42-3952【FAX】47-1191
<この記事についてアンケートにご協力ください。>