地震や台風、豪雨が発生すると、電気・ガス・水道といったライフラインが使えなくなる恐れがあります。さらに、物流が止まり、食品が手に入らなくなる可能性も…。
11月19日の「備蓄の日」に合わせて、ぜひ家庭での備蓄を見直してみてください。
■備蓄に対する意識についてアンケート調査を実施しました。
安芸高田市民モニターアンケート集計結果第4回家庭での防災用備蓄について(回答数:115人)
◆地震や大雨などの自然災害に不安を感じていますか?
◆災害に備えて備蓄をしていますか?
○備蓄をしていない理由
・定期的な備蓄の買い替えがあまりできない。
・備蓄しないといけないと思うが、正解が分からず腰が重くなる。
多くの方が備蓄をしている一方で、自然災害に不安を感じてはいるものの、備蓄をしていない方もいることが分かりました。
災害はいつ起こるか分かりません。
もしもの時のために備えましょう!
◆備蓄のポイント
○食品
最低3日~1週間×人数分
○飲料水
1人1日3L×最低3日~1週間×人数分
水や食品、生活用品は普段から多めに購入しておき、賞味期限の早いものから消費し、消費した分を随時買い足す備蓄方法「ローリングストック」を日常生活に取り入れてみましょう。
◆持出品の重さに注意!
持ち運べる重さには限界があります。必要だと思うものをリュックサックなどに詰めたら、実際に背負ってみましょう。また、子どもや高齢者に必要なものなど、ご家庭の状況に合わせた備えを検討しましょう。
■市内のお店に聞いた、おすすめ防災グッズ
思い立ったが吉日!早めに購入しておきましょう
◆ゆめタウン吉田
レジアウト付近に、防災グッズコーナーを設けています。1年を通して用意していますので、いつでもお求めいただけます。
○防災セット
災害時の避難に必要なアイテムがセットになった商品。リュックサックのタイプが持ち運びに便利で、特に人気です。
○コック水タンク
断水時に大活躍間違いなしのウォータータンク。大容量の水を備蓄でき、コックが付いているので水をスムーズに注げます。
場所:安芸高田市吉田町吉田594-1
【電話】42-1400
営業時間:9:00~21:00
休業日:年中無休
◆甲田ショッピングセンター パルパ
備蓄の日に合わせて、毎年この時期に特設コーナーを展開。お客さまの声を取り入れながら、イチ押しの商品を取りそろえています。
○やきごめ
三次市産もち米を100%使用した自然食品。長期保存可能で、お湯を注ぐだけで簡単においしく食べられると人気です。
○いろいろ詰め合わせ
水、おかゆ、お菓子など「ローリングストック」に適した、日常で消費しやすい商品を社長自ら厳選しています。
場所:安芸高田市甲田町高田原1433-1
【電話】45-3751
営業時間:9:30~19:00
休業日:年中無休
■こんな風に備蓄しています!~実例を紹介~
◆備蓄マスター
防災の基本は「自助」!自分の分を十分に確保した上で、いざ「共助」となったときには周囲の人に分けてあげるぐらいの心積もりでいます。
○食事
長期保存食を1週間分備えています。SNSなどで見て気になった商品は、都度購入するようにしています。
○水
普段飲んでいる炭酸水を箱で買い、24Lを「ローリングストック」。さらに、長期保存水を約60L備蓄しています。
○ペット用品
猫が2匹いるので、ペットフードやトイレは多めに購入しています。ペット用の長期保存水も購入しました。
◆備蓄初心者
先日、大雨の予報が出た際にコンビニに行ったら、弁当やパンが売り切れだったので台風や大雨などの予報を見るたびに、備蓄は大丈夫かな?と心配になります。普段から少しずつ買っておきたいですね。
◆備蓄初心者
防災グッズをインターネットで注文しましたが、欠品だったり、届くのは1か月後というものが意外と多いんだなと思いました。あと、いろいろな商品があるから、どれを買うか悩みました。時間があるときに余裕を持って選んでおくようにしようと思いました。
■お願い
避難所に避難する際は、避難初日分の食べ物や飲料水を持ってきてください。
市が開設する避難所では、避難者に対して備蓄食料などを提供していますが、準備が間に合わない場合や不足する場合も考えられます。避難所に避難する際は、各自初日分の食べ物や飲料水を準備した上で避難してください。
問合せ:危機管理課 防災・生活安全係
【電話・お太助フォン】42-5625
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