■今月の本棚
図書館のスタッフがおすすめの本を紹介します
◇工夫満載の常備菜レシピ
『「田舎そば川原」恵美子さんの整う常備菜』
川原 恵美子/著
KADOKAWA/刊
香川県でそば店を営みながらYouTubeを始めた川原さん。旬の野菜を漬物などの常備菜にし、またそれらで作る料理やお菓子などを紹介。食材を無駄なく使った、体に優しい健康料理やアレンジ料理の工夫が満載です。ぜひ参考にしてみてください。
(甲田図書館 宮本)
◇言語って刺激的で面白い!
『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える』
川原 繁人/著
ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊
「なぜ日本語には濁点が付く文字と付かない文字があるのか?」「原始人はどうやって話していた?」など、「ことば」の不思議について小学生と言語学者が対話しながら探ります。言語学の面白さだけでなく、考えることの楽しさや魅力も伝わる一冊です。
(中央図書館 本岡)
◇熊谷さんにパワーをもらえる
『81歳の家電売り場店員。接客は天職です』
熊谷 恵美子/著
KADOKAWA/刊
80代になった現在も家電専門店で働き、接客や商品補充などをこなす熊谷さん。編み物講師や呉服店の販売員など、10代の頃から接客に携わってきた熊谷さんの仕事への向き合い方や、心身ともに健康に生きるための過ごし方がつづられています。
(中央図書館 大川)
◇名著をテーマに進むコミック
『本の虫ミミズクくん』
カラシ ユニコ/著
小学館/刊
ミミズクくんは本の虫。同じく本の虫である祖父が選んだ名著を自分なりに解釈し、日々の困難に役立てます。1巻の内容は「燃えよ剣」「星の王子さま」「父の詫び状」など。「よもやま話」では、本編とは違う視点での捉え方に興味をそそられます。
(美土里図書館 原田)
■今日借りた本教えてください
同じ作者の直木賞受賞作『一絃の琴』も面白かったです。
柳川(やながわ)初子(はつこ)さん(高宮町在住)
『天涯の花』
宮尾 登美子/著
集英社/刊
養護施設で育った主人公が四国の霊峰・剣山の山奥の神主夫婦の養女となり、自然や人々との出会いや触れ合いによって素直に成長していく話。戦後間もない、まだ物が少ないころの話なので、「昔はバスも車も郵便も、何もなかったな」と、私自身の当時の生活を思い出しながら読みました。
■新着図書情報
新刊情報のごく一部です。その他の新刊情報は館内検索機・ホームページからご覧いただけます。
・[家族心理]夫婦のトリセツ 黒川 伊保子/著
・[歴史]古地図で楽しむ広島 鈴木 康之/編著
・[G7広島サミット]私たちの広島サミット被爆地から核廃絶を訴える G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会/編
・[悪質商法]まんがでわかるだましの手口 佐藤 正明/著
・[健康法]健康長寿の人が毎日やっている血管にいいこと 別府 浩毅/著
・[生活]体と心を整える。素敵に年を重ねる人の健康習
・[インテリア]人生はDIY自分らしく暮らすためのインテリアのコツとDIYレシピ38 なつこ/著
・[料理]至高の鍋 リュウジ/著
・[収納]これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!
・[庭木]木を育ててみたいのですが。 花福こざる/著
・[アニメーション]ディズニー100クイズブック 講談社/編
・[エッセー]実母と義母 村井 理子/著
・[小説]東家の四兄弟 瀧羽 麻子/著
・[小説]喫茶おじさん 原田 ひ香/著
・[小説]半暮刻 月村 了衛/著
・[学習読物]深すぎてヤバい宇宙の図鑑 本間 希樹/著
・[児童読物]ほんとうは恐ろしい昔話 徳田 和夫/監修
・[絵本]ももからうまれたおにたろう リリー(見取り図)/作
・[絵本]くるまのなかには? 石橋 真樹子/作
■安芸高田市立図書館
開館時間:
[中央・甲田・向原]平日/10:00~18:00、土日/9:00~17:00
[八千代・美土里・高宮]平日/11:00~17:30、土日/10:00~16:30
休館日:月曜・祝日・祝日が月曜に重なる場合はその翌日
◇閲覧のみできる時間帯
八千代:13:00~14:00
美土里:平日/11:45~12:45、土日/13:00~14:00
◇閲覧・貸出・返却のみできる時間帯
高宮・甲田・向原:13:00~14:00
問合せ:
中央図書館【電話・お太助フォン】42-2421
八千代図書館【電話】52-7090・お太助フォン22-1001
美土里図書館【電話】59-2120・お太助フォン23-1001
高宮図書館【電話】57-1803・お太助フォン24-1001
甲田図書館【電話】45-4311・お太助フォン25-1001
向原図書館【電話】46-3121・お太助フォン26-1001
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