私のお気に入り

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■[第38回]世界で一番住みたいと思えるまち
「世界で一番住みたいと思えるまち」には、「私のお気に入り」が必要だと説明しました。皆さんそれぞれのお気に入りが市を形づくる大事な力となります。
とりわけ、市長としては毛利元就、神楽、サンフレッチェ広島を軸に施策を展開してきました。あえて、この3つに絞ったのには理由があります。それは、これらが安芸高田市の外へとつながるからです。自分達だけではなく、他の人達にもわかりやすく価値を感じて貰える存在。これこそが安芸高田市を守るために必要な力です。外から資源(ヒト・モノ・カネ)を取り込んでいくしか、まちを存続させる術はありません。
元就の入城500年記念事業で新たなイベントや「あきたかた焼き」という名物を創出しました。神楽は県外での公演に注力し、大阪万博への出演が叶いました。サッカー公園の整備やパブリックビューイングの開催を通して、サンフレと一層強固な関係が築けました。これらは今後の市を支えるための投資に他なりません。
過去から現在にかけて多くの方が大切にしてきたお気に入りによって、安芸高田市は未来へつながるはずです。これからも多くのお気に入りが生まれるよう願っています。