神楽に青春を懸ける高校生たちが全国から集結する「高校生の神楽甲子園」。今年は過去最多の出場校となり、一層の盛り上がりをみせています。日程は7月20日(土)、21日(日)の2日間。高校生たちの熱演に、ぜひ注目してください!
■〔出演者〕出場校が年々増加!全国に拡大中
わずか4~5校の出場校から始まった神楽甲子園。徐々に増えて、今年は過去最多の22校が出場します。
◇今年初出場!岩手県立大迫(おおはさま)高校
・学芸部神楽班 部長 佐々木 円さん(3年生)
神楽甲子園の存在は昨年から知っていて興味を持っていましたが、自信がなくて出場を決められませんでした。その後、地元の芸術祭などのイベントに出演して経験を積んだので、今年は勇気を出して神楽甲子園へ挑戦してみようと思いました。私たちの神楽は、地元の花巻市に伝わる「早池峰神楽(はやちねかぐら)」です。大償(おおつぐない)と岳(たけ)の2つの神楽座があり、私たちが舞うのは大償。七拍子の優雅な舞なので、細かい所作まで丁寧に動くことを心掛けています。初めての県外公演なので緊張しそうですが、高校3年間の最後の大舞台、自信を持ってやり遂げたいと思います。
■〔来場者〕神楽甲子園の大ファン!毎年こんな風に楽しんでいます
・藤井 のり子さん(広島市在住)
神楽のとりこになって25年になります。これまでの神楽甲子園には全て参加し、高校生たちの晴れ舞台を見てきました。大人の神楽団とは違う若さあふれる元気な演舞に、いつも力をもらっています。毎年見に行っているので、出演する高校生たちと顔なじみになり、交流が生まれるのもこの大会の魅力。
いろんな地域の特色ある神楽が一堂に会する貴重な大会は、一見の価値ありですよ!
■YouTubeでの配信も予定しています
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
■神楽甲子園3つの魅力
◇1.全国の神楽が次々と登場
地域の伝統芸能である神楽は、全国各地でさまざまな形で伝承されており、それぞれに特色があります。北は岩手県、南は宮崎県まで、多彩な神楽を一度に楽しめる唯一の機会です。
◇2.若さと情熱あふれる舞台
全力を出し切ろうと一生懸命に演舞する高校生たちの姿には、見ているだけで胸が熱くなります。この日のために鍛錬を積んできた彼らに、大きな拍手を送ってください!
◇3.地域の未来をつくる
神楽甲子園を通した活動で神楽への情熱が高まり、地元で神楽を続けたいと思うきっかけになります。地域の発展、伝統芸能の継承につながっていきます。
問合せ:商工観光課 観光係
【電話・お太助フォン】47-4024
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