■生徒のリアルな表情をInstagramから伝える
松川 拓馬さん担当ミッション:高校魅力化の推進
以前、塾講師としてInstagramで受験情報を発信し、半年間でフォロワーを千人近くまで増やした実績を持つ松川さん。その経験を生かし、Instagramを通して向原高校の魅力を発信しています。「授業に参加したり、生徒と近い距離で接していると、外からでは見えない魅力に気付けます。体験型授業の豊富さや地域とのつながりの強さには驚きました。最終目標は受験者数を増やすことですが、まずは学校を知ってもらうために、生徒たちが授業や行事を楽しんでいる姿を伝えたい」。投稿は週2回を基本に、文化祭など行事があるときには毎日投稿。さらに2週間に1回はデータを分析して改善を重ねます。また、「生徒が楽しんで参加できる企画も提案したいです」と松川さん。次々と新しいアイデアが生まれています。
向原高校Instagram:@mukaihara_high_school
■豊かに暮らせる未来のため後継者不足に立ち向かう
岡本 康太郎さん
担当ミッション:事業継続の推進
「お客さまがいて、社会的な意味がある事業なのに、後継者がいないがために事業を継続できない。東京で経営に携わる仕事をしていたときに、この問題の深刻さに気付きました」。安芸高田市は、幼少期に岡本さんの祖母が暮らしていた場所であり、自然豊かな里山で遊んだ記憶が自身の原点。その大切な地域を守りたいという思いで、事業継続プロジェクトに向き合います。まずは市商工会と連携し、780の事業者にアンケートを実施。その結果を基に、後継者不足に悩む10社への訪問を進めています。また、単なる事業継承にとどまらず、事業運営の基盤づくりが目標。「働き手を確保するため、派遣事業にも取り組みたいと考えています。若い世代が働きながら子育てしやすい地域にしていきたい」と、持続可能な地域社会の実現に向けて奮闘しています。
■カフェ開業を目指す中で神楽門前湯治村の魅力を再発見
椎葉寛さん
担当ミッション:神楽門前湯治村のテナント跡地活用
椎葉さんが神楽門前湯治村にひかれた理由は、子どもが神楽好きだったこと。「広島市から頻繁に足を運ぶうちに、この地が持つ可能性に気付き、神楽門前湯治村の魅力をもっと引き出したいと思うようになりました」。3年後には、空きテナントに新しいカフェを開くことを目標に掲げています。その第一歩として始めたのが、施設内の職場を自ら体験すること。神楽の楽屋準備や照明の手伝い、さらには前説も経験。現在は「権兵衛」で働きながら、神楽門前湯治村への理解を深めています。さらに、辛い物をテーマにしたイベントを企画するほか、大阪・関西万博との連携や冬季に休業する神楽ドームを有効活用できないかなど思案中。「訪問者を増やしてにぎわいを生み出せるよう、新しい視点で考えていきたい」と神楽門前湯治村の発展に情熱を燃やします。
問合せ:政策企画課 地方創生推進係
【電話・お太助フォン】42-5612
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