文字サイズ
自治体の皆さまへ

まめまめ通信 123-新型コロナと季節性インフルエンザの流行に備えましょう

21/66

広島県尾道市

■インフルエンザについて
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染による急性呼吸器感染症です。潜伏期間は1~3日間で、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然あらわれます。その後、咳や鼻汁などの上気道症状が続き、約1週間で治癒しますが、いわゆる「かぜ」に比べて熱も高く、全身に症状があらわれるなど症状が重いのが特徴です。
高齢者や免疫力の低下している人では、肺炎などの合併症を併発し症状が重篤となることがあります。
小児については、まれにインフルエンザ脳炎・脳症を発症することがあるため、症状の経過をよく観察しておく必要があります。

■感染予防対策は新型コロナウイルス感染症もインフルエンザも同じです。
(1)流行前の予防接種
(2)外出後の手洗い等
(3)適度な湿度の保持
(4)十分な休養とバランスの良い食事
(5)人混みや繁華街への外出を控える

■インフルエンザワクチンについて
ワクチンを接種したからといって100%かからないということはありませんが、発症や重症化を防ぐためにも流行前にワクチンを接種しておくことは大切です。
ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後約2週間後から約5カ月とされています。
接種回数は、原則13歳以上は1回、13歳未満の人は2回となります。
※新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種間隔に規定はありません。同時に接種することも可能です。

■インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症にかかったかなと思ったら
(1)外出を控え、自宅で安静にして休養しましょう。
(2)咳エチケットの徹底、マスクの着用をしましょう。
(3)部屋の温度や湿度を適切に保ちましょう。(気温20~25度、湿度50~60%程度)
(4)水分を十分に補給しましょう。
(5)高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。インフルエンザに有効な薬は、症状が出てから48時間以内に服用を開始すれば、発症期間の短縮などの効果が期待できます。
(医療機関を受診する時は、受診前に必ず電話連絡をしてください。)

■新型コロナウイルス感染症の療養期間について
・感染者や同居家族に対して、法律に基づいた外出自粛等を求めることはなくなりましたが、発症後5日間かつ症状軽快後24時間を目安に外出を控え、自宅で療養をすることが推奨されています。
・5類感染症に移行しているため、物資の支援制度やホテル等の療養施設の対応はありません。

問合せ:健康推進課
【電話】0848-24-1961

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU