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まめまめ通信 116-健診はここをチェック!「HbA1c」ってなあに?

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広島県尾道市

■糖尿病の可能性を知る検査
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、糖尿病かどうかを判断し、その進行を見る上で重要視される血液検査です。赤血球のヘモグロビンに、どの程度の糖が付いているかを測ることで、過去1~2カ月の血糖値の平均的推移が分かります。特定健診・後期高齢者健診では、自己負担無料で糖尿病の検査を受けることができます。健診の申し込みは、折込の「健康診査お知らせ」をご覧ください。

■糖尿病が恐い病気の理由とは?
血液中の過剰な糖は、細い血管や神経細胞を痛めて行きます。放置すると、自覚症状がないまま数年で、神経障害や失明の原因となる網膜症、腎症等の合併症が起き、人工透析が必要になる場合もあります。
とりわけ命に危険を及ぼす合併症は、血管が傷んで破れたり詰まったりして起こる心臓病、脳卒中等の合併症です。これらの病気は要介護の原因疾患にもなります。

■もしも糖尿病だったら?
自覚症状が無くても受診しましょう。治療への取り掛かりが早い程、重症化を防ぎ、将来の医療費の負担も少なくて済みます。病気の予防と早期治療は最大の家計節約であり、将来の介護予防でもあります。糖尿病の治療方法は日々進歩していますので、ひとりひとりに合った治療法がきっと見つかります。また、検査結果で異常なしであっても、毎年健診を受けてHbA1c値を確認し、その変動を見ていきましょう。

▽HbA1cが5.6%以上の人の割合

コロナ禍のためかな?HbA1cが5.6%以上(糖尿病予備軍以上)の人が、尾道市は県よりも、急激に増えているよ。あなたは大丈夫かな?
国保特定健診受診結果(KDBシステム 様式5-2 健診有所見者状況より)

問合せ:健康推進課
【電話】0848-24-1962

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