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子育てするなら尾道で(1)

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広島県尾道市

新しい時代を担っていく子どもたちを安心して産み育てることができる支援体制の強化を目指し、安心して子育てができるよう、尾道市では結婚から、妊娠前後、出産、子育て期まで、一貫した支援を行っています。
今月号の特集では、これから新しく始まるサービスや、幅広い支援策をご紹介します。

■1 今注目の子育て情報
▽子ども医療費助成で18歳までの医療費を助成
保護者の所得に関係なく、子の通院・入院ともに1回500円となる制度です。
昨年10月から、対象年齢を18歳到達後最初の年度末までに拡充しました。
子どもの医療費の一部を助成することによって、子どもの健康管理と養育する家庭の経済的負担の軽減を図ります。県内人口10万人以上の自治体では初めての取り組みです。

▽公園に新しい遊具が増えました!
子どもたちの運動不足解消と健康増進を促すため、市内の大規模な公園等の複合遊具の設置・更新を行っています。
今年4月から、尾道東公園(高須町)、尾道西公園(平原一丁目)、マリン・ユース・センター(向島町)に新しい複合遊具を設置しました。また、令和5年度にも、新たに4カ所へ遊具の設置を予定しています。

■[10月からスタート]ぽかぽかおむつ定期便
0歳児を養育する家族に対して、子育て経験のある配達員が、毎月おむつ等の育児用品を配達します。
子育ての悩みを傾聴しながら定期的に見守りを行うとともに、赤ちゃんの健やかな成長に役立つ情報を届けます。

■2 妊娠・出産から子育てまで切れ目なくサポート尾道子育て応援スタイル
《妊娠・出産期》
●[子育てに関する相談場所]子育て世代包括支援センターぽかぽか
妊娠期から出産・子育て期を切れ目なく、ワンストップで支援する機関です。子育て支援・母子保健のコーディネーターが常駐しており、子どもたちの遊びを手助けしたり、保護者の相談に応じています。また、出産後だけでなく、妊娠期の相談にも対応しています。
市内7カ所のぽかぽかのほか、4カ所の子育て支援センターでも一体的に体制を構築し、必要に応じて各地域の医療機関や就学前施設などとも連携しています。

▽VOICE
Q:ぽかぽかはどんな場所ですか?
A:2人目が生まれてすぐ尾道に1.ターンし、知り合いもいない時期に、ぽかぽかを利用し始めました。
ここでは、子どもたちが楽しめる遊びが充実しているだけではなく、大人も地域の情報交換や知り合いを作ることができたりと、とても助かっています。私にとっては、まさに「心の支え」です!

●[オンラインで子育ての相談や講座が受けられる]キッズWeb☆尾道
子育ての相談や子どもの発達を促す講座などをオンラインで受けられるサービスです。講師は子育て支援センターとぽかぽかの保育士や保健師、助産師の先生です。
先生は、画面越しに子どもの様子を見ながら、声掛けなどしてしっかり対応してくれます。外出できないときにも便利なサービスです。
「ぽかぽかにまだ遊びに来たことのない人も、ぜひ利用してみてください!先生たちと一緒に楽しく遊びましょう♪」

●[妊娠がわかってから日曜日に利用できるサービス]ぽかぽかの日曜開所
ぽかぽかでは、毎月第4日曜に、母子健康手帳の交付をしているほか、夫婦で参加できる「パパママ準備スクール」などを開催しています。
妊娠中は心配事や不安なことが多いと思いますが、日曜日に開催しているので、仕事をしているパパやママも参加しやすくなっています。

●[子育て応援アプリ]「おのはぐby母子モ」
妊娠・出産から子育てまで、役に立つ情報がいっぱい掲載されています。
子どもの月齢に合わせた健診や予防接種時期の案内や、施設マップなど、尾道市の子育て情報が一目でチェックできるほか、日々の記録を家族みんなで共有できます。

●[おもちゃプレゼントと子育ての相談]おのベビギフト
9カ月になる乳児と保護者に向け、おもちゃをプレゼント。同時に、コーディネーターが子育て相談を受けています。
おのベビギフトをきっかけに、親子での遊び場である子育て支援センターを気軽に利用してもらっています。

「このほかにも、産婦健康診査や、産後ケア事業、産前・産後サポート事業利用料助成など、さまざまな支援を行っています!」

《未就学期》
●保育・幼児教育を充実させています!
▽おむつは持って帰らなくてOK
2020年4月から、すべての公立保育所・認定こども園で、使用済みおむつは園で廃棄処分しています。使用済みおむつを持ちかえらなくても良いので、衛生的な上、家庭に持ち帰ったり処分したりする負担を軽減しています。

▽幼保連携で乳幼児教育を充実
市内の認可・認可外、公立・私立に関わらず、すべての幼稚園・保育所・認定こども園の職員が一堂に会しての研修を継続的に行っています。職員同士の共通認識を深めながら、幼児教育の質の向上を図っている、全国的にも稀な取り組みです。

●登降園管理や保護者連絡システム、連絡帳をICTで管理
2022年から、公立の小・中学校、保育所・認定こども園・幼稚園で、こども施設向けICTシステム「コドモン」を導入しています。
幼稚園・保育所では登降園管理や帳票管理機能を導入。遅刻・欠席の連絡が時間を気にせずできたり、園からの配布物が閲覧できたりと、忙しい保護者にも便利な機能が備わっています。
また、小・中学校でも同じシステムで連絡帳機能やお知らせ一斉配信機能を利用しており、子どもが大きくなったりきょうだいがいる場合も、保護者は一つのシステムで対応できます。

▽「コドモン」を使ってみてどうですか?
・夜に熱が出た時や、お迎えを祖父母に頼んだ時などの連絡が、時間を気にせず24時間いつでもできて便利です。
・保育所に人数確認を確実にしてもらえるので、安心できます。
・コロナのクラス閉鎖などがすぐわかり、早めの対応ができました。
・行事の様子の写真などを子どもと一緒に見て、家族の会話が広がります。友達との様子もわかり安心します。

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