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尾道市の財政状況をお知らせします 令和5年度決算(見込み)(2)

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広島県尾道市

●都市計画事業に要する経費と都市計画税
都市計画税は、都市計画事業(街路、公園、下水道など)の費用に充てるために負担していただく税金です。
令和5年度は、街路(久保長江線等)、下水道などの事業と都市計画事業のために借り入れた地方債の償還に充てられました。
事業に充当された一般財源に占める都市計画税の割合は、96.9%となっています。

(単位:千円、%)

■特別会計決算(見込み)
特定の事業を行うために一般会計とは別に独立して経理が行われる会計です。令和5年度は8つの特別会計があります。

■財政の健全度
健全化判断比率:令和5年度決算に基づく各比率は、すべて国の基準を下回っており、尾道市の財政はおおむね健全です。

※1 地方公共団体が標準的な行政サービスを提供するために必要な一般財源(使い道の決まっていない財源)の大きさ。
※2 一般会計に港湾事業・夜間救急診療所事業特別会計を加えたもの。
※3 地方公共団体が借り入れた地方債の元利償還金。

資金不足比率:公営企業ごとの収入に対する赤字額の割合です。尾道市は、すべての公営企業で赤字は発生していません。今後も、引き続き持続可能な財政運営に努めていきます。

■企業会計決算(見込み)
事業で得られる収入で支出をまかなう会計です。
水道・下水道・病院の3つの会計があります。

●水道事業
▽収益的収支
事業収益では、給水収益の減少に加えて、水道基本料金減免(新型コロナウイルス感染症に起因する生活支援)に係る一般会計負担金の特別利益計上の皆減により、1億4916万8千円(4.0%)の減収となりました。一方、事業費用では、委託料の減少に加えて、水道基本料金減免に伴う特別損失計上の皆減により、1億6124万6千円(4.5%)の費用減となりました。その結果、収支差引1億4818万8千円の純利益を計上することとなりました。

▽主な建設改良事業
老朽化した管・施設の更新により耐震化を行いました。
今後、給水収益の増加を期待することが難しい状況にありますが、尾道市上下水道事業ビジョンやアセットマネジメントを基軸として、中長期的展望を視野に入れた持続可能な事業の構築を図りつつ、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。

損益計算書 R5.4.1~R6.3.31(単位:千円)

貸借対照表 R6.3.31現在(単位:千円)

問合せ:上下水道局経営総務課
【電話】0848-37-8701

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