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尾道市の財政状況をお知らせします 令和5年度決算(見込み)(3)

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広島県尾道市

●下水道事業
▽収益的収支
事業収益では、単価改定に伴う下水道使用料の増加などにより、1億5042万4千円(9.0%)の増収となりました。一方、事業費用では、一部処理場用地の一般会計への無償移管に伴う特別損失計上の皆減などにより、10億6457万3千円(38.2%)の費用減となりました。その結果、収支差引9866万3千円の純利益を計上することとなりました。

▽主な建設改良事業
下水道計画区域内の未普及地区解消や雨水の適正処理のため、高須地区・天満地区・新浜地区などを中心に管渠築造工事を行いました。
今後は、引き続き普及地区拡大に向けた管渠整備に加え、老朽化した施設の更新による資金需要の増大が見込まれますが、上下水道事業ビジョンやストックマネジメント計画を基軸とし、コスト意識を持ちながら、効率的な経営に努めてまいります。

損益計算書 R5.4.1~R6.3.31(単位:千円)

貸借対照表 R6.3.31現在(単位:千円)

問合せ:上下水道局経営総務課
【電話】0848-37-8701

●病院事業
▽収益的収支
市民病院は、その他特別利益を含め、事業収益76億4038万3千円に対し、事業費用78億4554万4千円で、差引2億516万1千円の損失が生じました。
公立みつぎ総合病院は、その他特別利益を含め、事業収益64億6088万1千円に対し、事業費用64億5632万5千円で差引455万6千円の純利益を計上しました。

▽市民病院
地域の医療機関と連携し、医師を中心とした多職種協働によるチーム医療を実践し、安全で質の高い医療の提供に努めました。また、高度・多様化する医療需要に対応するため、消化器内視鏡システム等の各種医療機器の更新を行い、病院機能の強化と患者サービスの向上に努めました。瀬戸田診療所では、これまで同様に地域で求められる医療の提供に努めました。

▽公立みつぎ総合病院
地域包括ケアシステムの構築により、救急医療及び疾病の治療から地域住民の健康づくり、介護予防、リハビリテーション、在宅ケア、さらに介護・福祉までのシームレスなサービスを提供してまいりました。主な事業として、設備改修や医療機器等の更新を行い、医療提供体制の充実を図りました。
病院経営に大きな影響を与えてきた新型コロナウイルス感染症は、5月に感染症法上の5類となりましたが収束の兆しは見えず、変わらず厳しい経営状況となりましたが、公立病院の責務として継続して対応してまいりました。
令和6年3月に策定した「尾道市病院事業経営強化プラン」に従って、両院ともに、公立病院が担うべき役割・機能を明確化し、地域において必要な医療を安定的かつ継続的に提供するために、更なる医療提供体制の充実と経営の効率化を図り、地域の中核病院としての役割を果たしてまいります。

損益計算書 R5.4.1~R6.3.31(単位:千円)

貸借対照表 R6.3.31現在(単位:千円)

問合せ:
市民病院経営企画課【電話】0848-47-1155(代)
公立みつぎ総合病院経営企画課【電話】0848-76-1111(代)

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問合せ:財政課
【電話】0848-38-9323

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