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自治体の皆さまへ

やさしさがつながるまちづくり Series84

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広島県尾道市

■地域おこし協力隊ってこんな活動をしています
地域おこし協力隊とは、都市部からの人材を受け入れ、地域協力活動を行いながら定住・定着を図ることで、地域の活性化を目指す制度です。
尾道市では、3人の隊員がそれぞれの町の魅力発信をはじめ、地域の人たちと一緒に地域資源を活かした活動を行っています。
今回は、令和6年10月から水産振興に関する地域協力活動を行う坂本みゆき隊員を紹介します。

●はじめまして、坂本みゆきです
安芸高田市出身です。専門学校を卒業後広島市内で働いていましたが、映画監督になりたくて上京し映像制作の仕事をしていました。子どもが成長していく中で豊かな自然の中で子育てがしたいと思い、瀬戸内で転居先をさがしていたところ尾道市に出会いました。

▽協力隊に応募したきっかけは?
尾道市に移住することを先に決めており、仕事を探していく中で協力隊の募集を知りました。私の父は釣りが大好きで、小さいころから魚になじみがありましたので水産振興の協力隊に応募しました。

▽現在取り組んでいることは?
漁獲高の減ったアサリの保全活動のお手伝いをしたり、漁協の活動をSNSで発信しています。アサリを保護するために干潟に栄養を撒いて網を張るなんて、お手伝いに行くまでは想像もしていませんでした。漁業に関わる方たちの様子をもっとみなさんに知ってもらえるように発信を続けていきたいです。

▽尾道市はどんなまちですか?
緑豊かな里山から瀬戸内に浮かぶ島々の景色が歴史的建造物と共存している姿がとても美しいですね。尾道水道に近い場所に住んでいますが、転居してすぐに子どもが「海のいい匂いがするね」と言っていて、引っ越してきてよかったと思いました。それから、出会う方が皆さんとても優しいです。ご近所で声をかけあったり助け合っておられる様子をよくお見掛けしますし、本当に素敵な街だなと思います。

▽隊員としてこれからやりたいことは何ですか?
子どもたちにもっと魚を食べてもらいたいので、食育イベントを企画してみたいです。真鯛やチヌを使ったご当地グルメの開発や、漁師さんの写真展などにもチャレンジしてみたいですね。尾道の水産業に関わる方と水産物をより多くの方に認知してもらえるような活動をしながら、自分自身の暮らしも楽しんでいきたいです。
現在インスタグラムで水産に関わる情報発信をしていますので、ぜひフォローしていただき一緒に盛り上げていただけると嬉しいです。

問合せ:
政策企画課【電話】0848-38-9435
農林水産課【電話】0848-38-9478

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