消費生活 相談ファイル

54／57

■くらしのレスキューサービスに関するトラブル
▽?相談内容
トイレが詰まり、インターネット広告で「料金390円から」と記載された事業者に連絡し、家に来てもらった。「便器を外して排水管を確認する。3万円かかる。」と言われ了承したが、さらに「長年の汚れが蓄積している。追加で20万円かかる。」「詰まり防止のため、薬剤と特殊な機械による清掃で15万円かかる。」と言われて了承した。作業が完了し、詰まりも解消したが約55万円の契約書を渡された。「現金で支払えば50万円に値引く。」と言われ、少しでも安くなればという思いからATMで現金を引き出し、その場で支払ったが、あまりに高額で納得できない。

▽!アドバイス
広告の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合、契約書面を受け取った日を1日目として、8日以内ならクーリング・オフできる可能性があることを助言しました。
・今修理しなければ大変なことになると消費者の不安をあおったり、契約を急かすケースもみられます。無理にその場で判断しようとせず、少しでも違和感を感じた場合は作業を断るようにしましょう。
・契約する前には複数業者から見積もりをとることをお勧めしますが、水回りや鍵のトラブルなど、特に緊急を要するトラブルが発生した時は、事業者から見積もりをとる時間がない場合もあります。日頃から信頼のおける事業者の情報を調べておき、家族内で共有しておくと安心です。

消費生活に関するトラブル等について、気軽にご相談ください

問合せ：尾道市消費生活センター(商工課内)
【電話】0848-37-4848