救急車の出動件数は高齢者の急病や転倒などにより年々増加しており、令和5年の尾道市消防局における救急出動件数は8,000件を超えました。
「病院が分からない」「すぐ病院に行くべきか分からない」という理由で安易に救急車を呼んでしまうと、生命に危険のある傷病者のところに救急車が到着するのが遅くなってしまい、救われない恐れがあります。
一方で救急車の出動要請をためらい、結果的に病状が悪化してしまうケースもあります。
急な病気やけがをした際に、救急車を呼ぶか、すぐに病院に行ったほうが良いかなど、判断に迷ったときは「救急相談センター」にご相談ください。
■救急相談センター
24時間365日対応
#7119
つながらないときは【電話】082-246-2000
■こどもの救急電話相談
19:00~翌8:00
#8000
つながらないときは【電話】082-555-8870
▽看護師等がアドバイスします
※相談は無料ですが、通話料は相談者の負担です。
・救急車を呼ぶべきか
・応急手当の方法
・医療機関の案内
医療機関を案内された場合、受診前に必ず医療機関に電話で直接確認してください。
急患対応中などで、受診できない場合があります。
■こんな時は迷わず【電話】119
・急な息切れ、呼吸困難・呼吸がない
・突然、片方の手足に力が入らなくなった
・ろれつがまわらない
・胸が締め付けられる
■×対応できない相談
・健康相談
・セカンドオピニオンに関すること
・医薬品情報に関すること
・育児・介護の相談
(!)「救急相談センター」は、利用者が緊急性の判断に迷った際に、ご自身による判断の一助として利用していただくための電話相談窓口です。そのため、ご自身の責任のもとご利用ください。
■地域の医療を守りましょう!
今、地域医療の持続性をいかに確保して行くかが課題となっています。
医療制度は安心して暮らすために欠かせないものです。地域の医療を守るため、一人ひとりが次のことを心掛けていきましょう。
・医療機関はできるだけ平日・日中の診療時間内に受診しましょう。
・まずは、かかりつけ医(近くの診療所など)を受診しましょう。
・緊急性の判断に迷う場合は「#7119」へ電話しましょう。
・市販薬を上手に利用しましょう。
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