地域に開かれた大学をめざし、教育研究活動の一端を地域に還元することを目的として「教養講座」を開講します。毎回担当講師が変わるオムニバス形式の講座です。全回の参加も、気になるテーマを選んでの参加も、自由な参加が可能です。
日時:10月2日(水)、12日(土)、16日(水)、30日(水)
場所:市役所本庁
■教養講座
▽[第1回]安心してインターネットを楽しむために~情報セキュリティの基本~
日時:10月2日(水)18:30~20:00
講師:南郷毅(経済情報学科教授)
内容:スマートフォンの普及により、年代を問わず誰もがインターネットを利用できる時代になりました。しかし、家庭や職場でインターネットを安全に利用できていますか?本講座では、情報システムの利用者として知っておくべき基本的な情報セキュリティ対策を紹介します。安全なインターネットライフを送るための第一歩を一緒に学びましょう。
▽[第2回]ヒトを知るための言語学:認知言語学と言語相対論
日時:10月16日(水)18:30~20:00
講師:髙島彬(日本文学科講師)
内容:地球上には現在7,000以上の「ことば」があると言われています。なぜ「ことば」は多種多様なのか?そこには人間の世界の捉え方が関わっています。本講座では、ヒトを知るための「ことば」の研究の一端をご紹介します。
▽[第3回]古典模写~うつしてまなぶ~
日時:10月30日(水)18:30~20:00
講師:山梨千果子(美術学科講師)
内容:多くの美術系大学の日本画コースでは「古典模写」がカリキュラムに組み込まれています。なぜ画家は古典模写を行うのか、どのような勉強法があるかを体験を通じて感じてもらうワークショップです。墨を使いますので汚れても良い服装やエプロン等をご準備ください。
■教養講座スペシャル
日時:10月12日(土)
▽研究って面白い!―私の研究履歴をとおして―
13:00~14:30
講師:吉田宰(日本文学科講師)
内容:私は江戸時代の文学を研究しています。今回は私の過去を振り返りながら、大学教員を目指すようになった経緯や研究の裏側などをご紹介します。本講座をとおして、研究の面白さや大学教員の存在をより身近に感じていただけたらと思います。
▽[休憩]15分(14:30~14:45)
▽「絵」から「場所」へ~これまでの実践を辿る~
14:45~16:15
講師:小野環(美術学科教授)
内容:元々天文に興味があったが、画家を志し、浪人を経て美大進学。現代美術の豊かさに触れ、興味が拡張。尾道移住後、滞在制作のプラットフォームの立ち上げや空き家再生活動へ参画。これまでの実践と、関心の変遷を現在地点から振り返りつつ、今後の展望について語ります。
問合せ:尾道市立大学地域総合センター
【電話】0848-22-8312(内線260)(平日9:00~17:00)(繋がらない場合は【電話】0848-22-8311(代))【メール】csc@onomichi-u.ac.jp
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