■放射線治療装置(リニアック)を更新しました
放射線治療装置(リニアック)を更新することにより、新しい機能が加わって、短時間で高精度な治療が可能となります。
「リニアック」とは、体外から放射線を照射する外部照射の機器です。
がん病巣の大きさや形、その周囲の正常組織との位置関係を把握して、放射線を正確に照射してがんを死滅させ、術後の再発を予防することができます。
●特徴・新しい機能
▽光学式カメラシステム(Catalyst)
可視光を体に投影して体の位置を測定し、治療時の位置合わせを行う。
治療中もカメラでモニタリングを行い、体動時に照射を停止し、呼吸の動きに合わせた照射も可能。
▽kVイメージングシステム(XVI)
診断用のCTに近い高精度の画像を撮影し、正確な位置への照射が可能。
▽6軸寝台(HexaPOD)
寝台が前後・左右・上下・回転の移動に加え、前後・左右方向の傾きの6方向へ移動し、正確な位置への補正が可能。
■市民公開講座を開催します
テーマ「がんの早期発見・早期治療」
日時:3月16日(日)13:30~15:30
場所:しまなみ交流館
主催:尾道市立市民病院・尾道市
※詳細は3月号でお知らせします。
問合せ:尾道市立市民病院
【電話】0848-47-1155(代)
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