みんなで目指そう 幸齢社会 おのみち(1)

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年を重ねることに幸せを感じられる社会を「幸齢社会」と定義し、実現を目指して様々な施策に取り組んでいます。
実現には、皆さんの協力が不可欠です。
いくつになっても健康でいきいきと暮らすために、健康づくりと地域づくりに取り組んでいきましょう。

■健康づくり・仲間づくり!　シルバーリハビリ体操をしよう!
「最近、身体が思うように動かないな…」「ちょっとしたことで疲れやすくなったな…」と感じていませんか?そんなあなたにおすすめしたいのが、シルバーリハビリ体操です。
シルバーリハビリ体操は、主に高齢者の介護予防を目的に開発された、「無理なく誰でもできる」体操です。特別な道具は一切不要。自分のペースで、どんな姿勢でも行えます。身体を柔らかくし、日常生活動作を楽にする効果が期待でき、介護する側、介護される側、どちらの立場になっても役立ちます。
シルバーリハビリ体操を通して、健康な身体を維持するだけでなく、地域の方々との交流を楽しむことができます。体操教室は市内100カ所以上で開催されています。ぜひお越しください!

▽体操指導士
尾道市と連携し、地域の高齢者の方々にボランティアで体操指導を行うことを通して、地域づくりの役割も担っています。養成講習会(6日間、計30時間)を受講し、市長の認定を受けると、2級指導士として他の指導士と一緒に活動を始めることができます。経験を重ねれば、活動のリーダーで養成講習会のインストラクターでもある1級指導士を目指すこともできます。
あなたの活動が、地域全体の健康と笑顔につながります!

▽体操指導士養成講習会
1級指導士がインストラクターとなり、体操の実技はもちろん、解剖運動学などの専門的な知識も学ぶことができます。関節の動きなどを理解することで、より効果的な身体の動かし方を身につけることができます。
令和7年度の講習会の日程や受講要件については、広報おのみち4月号等でご案内予定です。
あなたの受講をお待ちしています!

問合せ：高齢者福祉係
【電話】0848-38-9137

■新たな学びと新たな出会い　尾道いきいき大学へ行こう!
50周年を迎えた「尾道いきいき大学」で新たな学びの扉を開いてみませんか?
実技講座と教養講座を開催し、情熱を注げる新たな趣味や知識を身につける絶好の機会を提供しています。
高齢者が主体となって活発に学び合い、共に生きがいを見つけ、仲間を作りながら、人生をより豊かに彩ることができます。

▽実技講座(年20回)
「書道かな」「書道漢字」「絵画」「自由花」「英会話」「俳句」の6講座があります。
新しい趣味に挑戦したり、昔から興味のあった分野を深め、充実した時間を過ごしましょう。また、同じ目標を持つ仲間と出会い、高め合い、作品展で日々の成果を分かち合いましょう。

▽教養講座(年5回)
様々なテーマの講座で知的好奇心を満たしましょう。講座を通じて新しい発見があるかもしれません。
新たな挑戦と学びの場である「尾道いきいき大学」で、充実したセカンドライフを応援します。一緒に学び、笑顔でいっぱいの生活を送りましょう!
講座の日時・内容・受講料などは、毎年広報おのみち3月号でお知らせしています。

問合せ：社会福祉協議会地域福祉課
【電話】0848-22-8385

■住み慣れた地域で　支え合い上手な地域づくり!
支え合い上手な地域づくりとは、 みんなで助け合って、もっと住みやすい地域にすることです。
ご近所さんとゆっくり話す時間はありますか?日頃の会話の中で、「ちょっと困った」と話が出れば、ご近所同士で解決できることがあるかもしれません。
自分が困った時はご近所さんに助けてもらえる、そんな温かい関係が地域にあると嬉しいですね。
もちろん、無理をする必要はありません。できる範囲で、自分にできることを見つけましょう。例えば、毎日の散歩のときに挨拶を交わしたり、近所の高齢者の方に声をかけたり、重いゴミ袋を運ぶのを手伝ったり。ちょっとした行動が、実は大切な地域づくりの第一歩です。
地域に住む人同士につながりがあることが、支え合いの土台になります。
まちづくりの主役は、ここに暮らす私たち一人ひとり。お互い様の気持ちで支え合える、そんな温かい地域を作っていきましょう。

●各地域の生活支援コーディネーターが地域の助け合いを推進しています。
地域のことを一番よく知る皆さんと、どうすればもっと住みやすくなるか、地域課題の解決を一緒に考えながら進めます。

▽地域づくり講演会
因島の地域課題を話し合う場として設置された「ケアネットフォーラム因島」の主催で、1月26日(日)、はっさく交流館で地域づくり講演会が開催されました。
「認知症の人の居場所となれるまちづくり」と題し、鞆の浦・さくらホームの羽田冨美江さんの講演に、89人の地域の皆さんが熱心に耳を傾けました。実体験を交えながら、認知症の人を地域で支えるにはどうしたらいいか、これからは人間関係を大切にすること、競争よりも協力が大事であることを話され、地域づくりの大切さについて理解が深まりました。

問合せ：高齢者福祉係
【電話】0848-38-9137