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庄原が好き

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広島県庄原市

このコーナーでは、人と人とのつながりや暮らしのストーリーを、シリーズで紹介します。
まちを知り、地元の新たな魅力を発見することで、人を、まちを、もっと好きになりますように。

一度は比和町から離れても「やっぱり比和がいい」と帰ってくることを選んだ足立さんに、話を聞きました。

■比和の自然が大好き
私は三次市で生まれ育ち、建設会社を営む夫と結婚して比和町に移り住みました。結婚前から山登りなどで比和にはよく来ており、自然が豊かな場所に住めることがうれしかったです。
結婚当時は、夫の会社が本当に忙しく、私も建設業に携わりました。元々乗り物を運転することが好きだったので、4トントラックに乗ったり、重機の免許を取得したりしました。道路の草刈りもして、冬には早朝から除雪車のオペレーターに連絡するなど、何でもこなしました。結婚前までしたことのなかった農業も始め、いつも体を動かしていたと思います。
今から約14年前、建設会社を廃業した後に夫が亡くなりました。
友だちや地域の人たちに支えてもらいながら一人で暮らしていましたが、私が体調を崩したこともあり、石川県金沢市に住む娘のところへ移り住むことになりました。

■比和町に帰りたい
金沢市での住まいは、商業施設や病院などが近くとても便利でしたが、その分交通量が多く、ずっと静かな場所で暮らしてきた私には合わないと痛感しました。比和の人と自然が恋しくなり、悩みましたが約3カ月後に比和に戻ってくることを決断しました。
比和に帰ってきた時、周りの人たちの反応が少し心配でしたが、みんな「お帰り!」と言ってあたたかく迎えてくれて、「やっぱり私の住む場所はここだ」と実感しました。
比和に帰ってきて4年。社会福祉協議会のボランティアや町内のそば店の手伝いに出たり、豊浦(とようら)さん(8月号掲載)の寺ヨガに参加したりしています。
なんでも話せる友達がいて、やっぱり比和が一番好きだと思いますし、ずっとここに住み続けたいと思っています。

問い合わせ:自治定住課定住推進係
【電話】0824-73-1257

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