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令和5年度 市政懇談会(1)

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広島県庄原市

市が行う施策や事業に対し、市民の皆さんから意見を伺う市政懇談会を8月22日~9月7日に開催しました。市内9会場で開催し、各自治振興区の役員を中心に、延べ337人の皆さんに参加をしていただきました。
参加者の皆さんには、貴重な意見をいただき、ありがとうございました。皆さんから寄せられた提案や意見などは、今後の施策に生かしていきます。

■市政懇談会の概要
本年の市政懇談会は、市が設定した「庄原いちばんづくり~10年先を見据えたまちづくり~」と、庄原市自治振興区連合会から提案された「地域包括ケアシステムについて」の2つのテーマで懇談・意見交換を行いました。
前半は、市の懇談テーマである庄原いちばんづくりの概要や、これまでの10年間の取り組み実績、令和5年度の新規拡充事業、そして10年先を見据えたまちづくりについての説明を行い、その後、意見交換を行いました。
後半は市から地域包括ケアシステムの概要、自治振興区から地域の特色ある取り組みなどについて、それぞれ説明を行った後、意見交換を行いました。

■市政懇談会での質問・意見
市政懇談会で寄せられた質問・意見を抜粋してお知らせします。

▽庄原いちばんづくり
Q:説明の中で、林業施策にも触れられたが、森林環境譲与税の活用をどのように考えているのか。
A:本市の豊富な森林資源を守り、育て、活用する「儲(もう)かる循環型林業」の実現に向け、本年度より「植栽から保育施業」までの山主負担を、大幅に軽減するため補助事業を拡充しました。また来年度操業予定の製材工場を核とした庄原産材の活用、ブランド化などの推進を考えており、これらの事業を進めるため森林環境贈与税を有効活用することとしています。

Q:少子化対策をどのように進めていくのか。
A:市は、おととしから人口減少対策戦略本部会議を組織し、少子化や人口減少の抑制に寄与する取り組みを検討・実施しています。その一つとして、本年度から乳幼児などの医療費助成の拡充を行いました。引き続き、本部会議を中心に10年先を見据えた施策を検討していきます。

Q:市内にもっと公園があれば、親や子ども同士がコミュニケーションを取りやすい環境になるのではないか。
A:本年度から子どもたちを中心に幅広い世代が集い、過ごすことのできる場の整備に向け、ご意見を参考に検討を進めます。

Q:人口減少対策として、若い人の流出を防ぐことが大事だと思う。市内の高校生や大学生が、少しでも庄原市に残ってくれるようなまちづくりに取り組んでもらいたい。
A:本年度から県立広島大学との連携を強化し、学生と意見交換などを行う予定です。大学生や高校生など若い世代の人の意見を聞きながら、住み続けたいと思ってもらえるまちづくりに取り組んでいきます。

Q:コンパクト・プラス・ネットワークはどのようなものなのか。
A:コンパクト・プラス・ネットワークとは、国が2050年を見据えた国土づくりの理念や考え方を示したもので、市民の利便性の向上を目的に、医療・福祉・商業などの生活サービス施設を集約し、公共交通などで、各拠点や施設をつなぐまちづくりの考え方です。

Q:コンパクト・プラス・ネットワークは、都市計画区域内に、商業施設などを集約する計画になっているが、その他の地域は利便性が悪くなるのではないか。
A:この計画は商業施設や医療施設などが、人口減少の影響で撤退などしないよう、市街地の人口密度を維持するものです。今ある施設を維持し、市民の皆さんが利用し続けられるよう、まちづくりを進めていきます。

Q:庄原の産業といえば農業、その中でも水稲はとても大事である。大規模農家への支援が中心になっていると思うが、小規模農家への対応をどのように考えているのか。
A:小規模農家への支援として、がんばる農業支援事業などの施策を推進しています。国に対しても、小規模農家の皆さんに、しっかり目を向けていただくよう、要望を行っていきます。

Q:公営住宅は、老朽化が進んでいる施設が多くあるが、公営住宅の整備は、どのように進めているのか。
A:市は公営住宅等長寿命化計画を策定し、老朽化した住宅の建て替えなどを行っています。現在は、市内2カ所で建て替えを実施しており、この計画に基づき改修などを進めています。

問合せ:行政管理課広報統計係
【電話】0824-73-1159

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