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令和5年度 市政懇談会(2)

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広島県庄原市

■地域包括ケアシステム
Q:認知症になった人を家族あるいは地域で支えていくのが困難な場合がある。そういった時に支援ができる体制を整えてほしい。
A:市の包括支援センターでは、本人の意思や家族の希望、経済的なことも含めて相談・支援を行っています。状況により支援はさまざまですので、その人に合った支援となるよう対応しています。

Q:地域では高齢者のみの世帯が増えており、老々介護の世帯が多くある。認知症の一人歩きなどもあり、地域がこういった世帯にどこまで関わってよいか分からない状態である。
A:市は、本庁と各支所に包括支援センターを設置しています。包括支援センターでは、認知症などの困りごとの相談やその家族への支援など、専門の職員が対応していますので、ご相談ください。

Q:地域包括ケアシステムは高齢者だけの話ではない。子どもから大人まで、お互いに支え合うことが本当の地域包括ケアシステムだと考える。そういった体制づくりをしないといけないのではないか。
A:地域包括ケアシステムとは、地域全体での支え合いづくりを指します。これを進めるに当たり、地域とどのように関わっていくかということも課題として認識していますので、地域の皆さんと話をしながら取り組んでいきたいと思います。

■最後に
市政懇談会の最後に、木山市長は次のとおりまとめました。
今回の市政懇談会では、市の人口減少が進む中、まちづくりをどのように進めていくか、これを市だけでなく地域の皆さんと議論し、共有しながら進めていきたいと思い、今回のテーマを提案させていただきました。
庄原市の人口は減少していますが、移住・定住者増加に向け、市の制度を活用し、各自治振興区でもさまざまな取り組みが行われ、実績が上がっている状況もあります。
人口減少・少子高齢化対策は、大きな課題でありますが、市と市民が協力していくことで、人口減少を抑制することができると考えています。
人口減少対策は「来年・再来年から始めればいい」ということではなく、少しでも早くから着手するという姿勢で、コンパクト・プラス・ネットワークの考え方も頭に入れながら、これからも取り組んでいきたいと考えています。
今後も市民の皆さんと一緒に誇れるまちづくりに努め、庄原いちばんづくりを進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

問合せ:行政管理課広報統計係
【電話】0824-73-1159

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