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元気の源!みんなで楽しく地域デイホーム活動

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広島県庄原市

市は、健康寿命の延伸や地域福祉力の向上を図り、高齢者の身近な集まり場づくりを推進するため、地域デイホーム活動やサロン活動などの取り組みを支援しています。
今回はその取り組みの一つである地域デイホーム活動についてご紹介します。

■地域デイホーム活動とは
集会所や自治振興センターなどに集まり、体操やレクリエーションをして、介護予防活動を行うものです。5~30人くらいの小さい規模で集まり、気軽に会話を楽しんだり、運動をしたりしています。

■市内の地域デイホームの状況
現在、市内で地域デイホーム活動を実施している団体は31団体です。活動の頻度や内容は団体によって異なります。地域デイホーム活動への参加を希望する人は、実施団体へお問い合わせください。

■地域デイホーム活動をご紹介します(大佐村ふれあいの里)
西城町大佐地域では、大佐村ふれあいの里が平成11年から地域デイホーム活動を開催しています。8月27日には、第123回目となる地域デイホームが開催され、地域の高齢者14人が参加しました。
当日は、最初に血圧測定などの健康チェックが行われ、この地域で恒例の参加者全員での合唱を行った後、体操指導者の田村千恵子(たむらちえこ)さんを講師として迎え、体操が行われました。
体操中は、参加者同士で談笑し合うなど、和気あいあいとした雰囲気でした。
また体操後には、参加者に弁当が配られ、食事をしながら会話を楽しみ、互いに交流を楽しんでいました。

▽参加者の声
・地域の人が集まって話をする機会が少ないため、こうした集まりの場は貴重でうれしい
・和気あいあいとした雰囲気で居心地が良い。食事を一緒にしながら話をするのがとても楽しい
・普段、家にいても体を動かすことがないので、こういった地域デイホームで体操することで元気になれる

■地域デイホーム活動運営者の声
Q.123回も継続して開催できる運営の工夫や秘訣は?
A.みんなの協力があってこそ続けられています。自分だけでなく、老人クラブも協力してくれて、参加への声掛けをしてくれています。開催当日の運営も、多くの人が送迎や食事作りなどに協力してくれて、運営の体制が整っていることが長く続く理由だと思います。

Q.地域デイホーム活動のやりがいや大変なことは?
A.やりがいは、たくさんの人が参加してくれることです。地域デイホームは女性の参加が多い印象ですが、私たちの地域は男性も多く参加してくれています。一方で、期待に応えるための活動内容づくりはとても大変です。マンネリ化しないように工夫していますが、活動内容の構成に悩むことは多々あります。

Q.今後地域デイホームを立ち上げようと考えている人へのアドバイスをお願いします。
A.多くの人や団体に関わってもらい、協力して運営していくことが大事だと思います。
大佐村ふれあいの里代表 坂本節子(さかもとせつこ)さん

■庄原市地域デイホーム活動支援事業補助金
市は、地域デイホーム活動を支援するため、補助金を交付しています。

▽補助対象
市内で地域デイホーム活動を実施する自治振興区などの公共的団体

▽補助要件
在宅の65歳以上の高齢者などが5人~30人程度参加し、4時間程度、地域デイホーム活動をする
※庄原市地域住民グループ支援事業実施要綱に規定する事業(小地域サロン・生きがい創造型サロン)は補助対象外

▽補助金額
・基本助成 4千円×開催回数
・参加人数割助成 400円×延べ参加者数
・準備助成 3万円(新規会場1回限り)

▽申請に必要な書類
収支予算書、参加者名簿、団体の規約など
※予算には限りがあり、補助金を交付できない場合があります。事前に高齢者福祉課へご相談ください。

問合せ:高齢者福祉課地域包括支援センター係
【電話】0824-73-1165

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