口和郷土資料館

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開館日：月・木・土　9時～17時

■蓄音機展
当館では、蓄音機展「今よみがえる　いにしえの音」を、10月28日(土)まで開催しています。
蓄音機は1877年(明治10年)、発明王エジソンが世界で初めて“音を記録し再生する”「円筒式蓄音機」を発明し、1887年(明治20年)にはベルリナーが「円盤式蓄音機」を発明しました。
その後、良い音が楽しめる大型の床置き型、手軽にどこでも音楽を楽しめるポータブル型や卓上型の蓄音機が数多く作られてきました。
今回の蓄音機展では、蓄音機の原点となる「エジソン円筒式蓄音機」2台、「円盤式蓄音機」については、小型ポータブル型から大型蓄音機、そして「エジソン製大型円盤式蓄音機」1台を加えた38台を動態展示しています。
円筒レコードは、直径5.5cm幅10.5cm、回転数は1分間120回転、再生時間は2分と4分です。
円盤(SP)レコードは、直径25cmと30cm、回転数は1分間78回転、25cmレコード両面の再生時間は6分です。
蓄音機展開催中は、“蓄音機の歴史と仕組み”の説明パネル展示をしているほか、蓄音機の体験コーナーで「円筒レコード」の試聴や、明治時代に吹き込まれ国立国会図書館から「歴史的重要音源」に指定された片面盤レコード「ぞめき節」、初録音の「鉄道唱歌」などが聴けます。
展示した蓄音機から、先人の「知恵と技術」に触れていただければ幸いです。

問合せ：口和郷土資料館
【電話】0824-87-2230