このコーナーでは、人と人とのつながりや暮らしのストーリーを、シリーズで紹介します。
まちを知り、地元の新たな魅力を発見することで、人を、まちを、もっと好きになりますように。
西城自治振興区で、地域マネージャーとして活動している長谷川さんに話を聞きました。
■地元西城町に貢献したい
私は西城町で生まれ育ち、進学と就職のため一度は地元を離れました。その後、25歳の時に西城町に帰り、社会福祉法人に就職、地元で働きはじめました。その後、西城町は庄原市と合併し、社会福祉法人も合併しました。以降、市内7カ所に異動しましたが、ほとんど西城町に勤務することはありませんでした。
ヘルパー訪問や訪問入浴介護、福祉用具貸与サービスなどで、たくさんの方々にお世話になる中で、西城町に貢献したいとずっと考えていました。
しかし、帰りが遅くなると町内に住んでいても、地域の事や農業がなかなかできませんでした。そこで、1年前に思いきって退職。本年4月から、西城自治振興区の地域マネージャーとして活動することとなりました。
■子どもと一緒に地域活動
今までの経験を生かし、介護や福祉に関する教室を開いたり、高齢者世帯を訪問したりしています。
また、趣味の音楽を続けており、仲間とバンド活動をしています。西城町観光協会と協力し、町の活性化のため、ご当地ソングを3曲作りました。タイトルは「芸備線」「イザナミ」「ヒバゴン」で、地域のお祭りやイベントで演奏したり、YouTube(ユーチューブ)で配信したりしています。
町内で働くようになって、地域の行事や農業にしっかり関われるようになりました。その時は、なるべく子どもと一緒に参加するようにしています。私たち親世代が、自分たちの住んでいる町を悪く言うのではなく、楽しく地域に関わっている姿を見せることが、子どもに地域の良さを知ってもらう一番の方法だと信じてます。
これからも地域に根付いた活動をしていきたいです。
問い合わせ:自治定住課定住推進係
【電話】0824-73-1257
<この記事についてアンケートにご協力ください。>