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庄原市教育フォーラム

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広島県庄原市

■教育フォーラムとは
市教育委員会は「庄原で学んで良かったと心から思える教育」を目指し、将来にわたって子どもたちが「ふるさと庄原」で培った「知・徳・体」を原動力として、激しく変動する社会を生き抜き、活躍できるよう取り組みを進めています。
その取り組みの一つとして、平成26年度から学校、家庭、地域などが一緒になって、本市の教育、次代を担う子どもたちの育成について考える「教育フォーラム」を開催しています。

■本年度の教育フォーラム
本年度は「科学研究」をテーマに10月21日、庄原市民会館で開催し、児童・生徒、教職員、保護者を中心に市内外から約580人が参加しました。
科学研究は、自らが立てたテーマに仮説や計画を立て実験・観察し、考察を行うもので、自ら課題を発見し解決する力などを育むことができます。
本市では、長年にわたり科学研究に力を入れており、今回はその成果の一つとして、市内の小中学生の科学研究発表を行いました。
また、JAXAから最先端の宇宙観測技術の研究に取り組まれている津田雄一(つだゆういち)さんを講師に招いた講演会が行われました。

■永末小学校の発表
永末小4年生から6年生の代表児童6人が、学校で取り組んだ科学研究の3作品について発表しました。
生活の中から見つけた疑問を解決するために実験や観察を行い、結果から考えたことを、動画や演示実験、寸劇も交えながら、プレゼン資料を用いて発表を行いました。

■庄原・高野中学校の発表
庄原・高野中学校の生徒5人が、自身が取り組んだ科学研究の発表をしました。日常生活で見られる身近な事象を科学の視点で改めて調べた研究、地域にある「雪室(ゆきむろ)」を題材にした研究など、多彩なテーマで、データや数値を根拠にした説得力のある研究発表を行いました。

■JAXA宇宙科学研究所教授・はやぶさ2拡張ミッションチームリーダー津田雄一さんの講演
「夢・挑戦 ~はやぶさ2プロジェクトから学ぶこと~」と題した、講演が行われました。はやぶさ2プロジェクト成功に向けた取り組みや、はやぶさ2が小惑星リュウグウ着陸を成功させた時のエピソードなど、実体験を基に、挑戦し続けることや仲間と協力することの大切さについて講演していただきました。

■参加者の声
・子どもたちが疑問を持ち、そこから仮説やデータを基に研究したことを分かりやすく伝える姿に感銘を受けた。
・科学的な視点で見ることを楽しんでいる姿が素敵だった。
・津田さんの「小さな興味・関心から始まることを育てていったら夢が実現できた」というフレーズが印象に残った。
・津田さんのお話に心が震えた。多くの子どもたちに聞かせたいと思った。

問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184

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