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こうすりゃ~ええ農(のう)vol.76

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広島県庄原市

営農指導員のワンポイントアドバイス
営農指導員 永奥 啓(ながおく はじめ)

■秋の草花や枝物花きの直売所への出荷
▽経営上の特性
秋は各地で多くの行事が開催され、自宅にも秋らしい花材を飾りたくなる時期です。そのため、秋の趣きを感じられるような花きを直売所へ出荷すると有利に販売ができます。秋らしい草花や枝物花きは身近に多くありますから、それらを探し出して直売所で販売する楽しみもあります。
今回は、おすすめの花きと販売する際の注意点を紹介します。

▽花や実を観賞するものの例
(1)オミナエシ
彼岸の墓向けが主で、小花がポロポロ落ちやすいので、アレンジには向きません。
(2)ワレモコウ
水切りするとともに、鮮度保持の説明文を付けると良いでしょう。
(3)ナデシコ
花もちは良いので、特別な処理は必要ありません。
(4)ケイトウ
彼岸の墓向けや、品種によってはアレンジによく使われます。
(5)フジバカマ
余分な下葉は取り、水切りをします。
(6)ウメモドキ
葉は摘み取って実だけの姿にします。
(7)ツルウメモドキ
リースによく使われます。
(8)サンキライ
リースによく使われる実付きのサルトリイバラです。
(9)ノバラ
リースやアレンジに使われるノバラの実です。

▽葉や茎を観賞するものの例
(1)ヒサカキ
主に彼岸の墓向けです。
(2)ススキ
「中秋の名月」を狙っての出荷もおすすめです。
(3)ガマ
穂が付いたものを使います。
(4)ユキヤナギ
紅葉した葉付きの枝を使います。
(5)セッカヤナギ
葉はとり除き、茎を見せるようにします。

問い合わせ:農業振興課農業振興係
【電話】0824-73-1131

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