市と県立広島大学(以下 県大)は、平成元年の広島県立大学開学を契機に、平成18年の「包括的連携・協力に関する協定」の締結などを通じて、長年にわたり地域や市民とのつながりを築いてきました。現在、市では県大と連携して、学生の地域活動への参加や地域課題の解決による地域活性化の取り組みを進めています。
今回は、本年度の県大の活動や学生が地域で活躍している姿を紹介します。
■県大庄原キャンパスや学生の活動を紹介
▽大学と地域をつなぐ連携拠点~サテライトラボの開設~
8月1日に県大庄原キャンパスが国営備北丘陵公園北入口エリア里山の駅庄原ふらりに「サテライトラボ」を開設しました。
施設では、顕微鏡やレーザー加工装置の科学体験を行うことができるほか、新たな機能も順次導入を検討しています。
開放日には、誰でも自由に入場できますので、日時を確認の上、ぜひお越しください。
サテライトラボの開設日などは、こちらをご覧ください。
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▽高校生が庄原キャンパスを見学~オープンキャンパスの開催~
8月8日に県大庄原キャンパスで、高校生や保護者を対象に大学の特徴や雰囲気を知ってもらうためのオープンキャンパスが開催されました。
参加者は、さまざまな大学施設を見学・体験し、庄原キャンパスの魅力を体感していました。
当日は、地域の団体や市も出展を行い、来場者に本市が誇る食の魅力や観光地、庄原ファンクラブの取り組みをPRしました。
▽コレクトキャンパス大学合同説明会
8月16日、県大庄原キャンパスの学生が中心となり、庄原市民会館で「コレクトキャンパス大学合同説明会」を開催し、多くの高校生と保護者が参加しました。
この説明会は、大学のオープンキャンパスに参加したいが、距離的な問題などで参加しづらい県北の高校生のために、県内外8大学の現役大学生が本市に集まり、「大学入試制度」や「入学後のキャンパスライフ」について、直接伝える場として開催されたものです。
当日は、大学ごとにブースを設置し、大学生がそれぞれの目線で大学の説明を行いました。
参加した高校生は「とても参考になった」「入試や大学生活を具体的にイメージすることができた」と話しました。
県大のホームページはこちらをご覧ください。
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■お知らせ 県大庄原キャンパス大学祭 「第35回白楊祭」
県大庄原キャンパス大学祭「白楊祭」が、10月26日(土)・27日(日)に開催されます。
さまざまなイベントや模擬店などが多数出展予定です。市もPRブースの出展を行います。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。
■県大庄原キャンパスと地域をつなぐ「庄原地域連携センター」
庄原地域連携センターでは、市との連携や産官学の情報発信、公開講座の実施など、市や地域、県大をつなぐ、さまざまな取り組みを行っています。県大の教育・研究活動とその連携によって地域に貢献できるよう努めています。詳しい活動は、県大ホームページをご確認ください。
庄原地域連携センター長 橋本 温(はしもと あつし)教授
問合せ:企画課企画調整係
【電話】0824-73-1128
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