■定番メニューの減塩してみませんか?
高血圧の原因の一つに、「塩分のとりすぎ」があります。
塩分は、料理を作る時や食べる時の工夫次第で減らすことができます。いつもの食べ方や味付けを見直して、適塩・減塩を心掛けましょう。
▽1日の食塩摂取目標量
男性:7.5g未満
女性:6.5g未満
▽1日の平均食塩摂取量
男性:10.9g
女性:9.3g
▽日本人の食塩の摂取源
令和元年国民健康栄養調査では、食塩の摂取源は約7割がしょうゆ・塩・みそなどの調味料、3割が小麦や魚介などの加工品となっています。
■~減塩レシピのご紹介~
▽定番の味付けをチェンジ
・鶏の唐揚げ(1人当たり 281kcal 塩分0.8g)
[材料…4人分]
鶏もも肉 400g
片栗粉 適量
揚げ油 適量
レモン 1/2個
(A)ウスターソース 大さじ1
(A)しょうがすりおろし 小さじ2
(A)はちみつ 少々
(1)鶏肉は一口大に切る。
(2)(1)をポリ袋に入れ、(A)を加えて揉みこみ、30分置く。
(3)(2)に片栗粉をまぶし、170℃の油で揚げる。
(4)レモンは4等分にする。
・減塩ポイント
唐揚げの下味に使うしょうゆ(濃口)をウスターソースに変えると0.5gの減塩になります。(1.3g⇒0.8g)
ウスターソースは野菜とスパイスが入っているため、味に深みがあり、しょうゆより塩分が少ない調味料です。味が薄いと感じるときは塩こしょうの代わりにレモンを絞ってみましょう。レモンの酸味で薄味でもおいしくいただけます。
▽塩分ゼロメニュー
・キャベツのレモン和え(1人当たり 38kcal 塩分0g)
[材料…4人分]
キャベツ 200g
ニンジン 40g
小松菜 40g
(A)レモン果汁 大さじ2
(A)ごま油 小さじ1
(A)砂糖 小さじ1/2
白すりごま 大さじ1
(1)ニンジンは千切りにし、キャベツは短冊切りにする。小松菜は根元を切り落とし、2cmの長さに切る。
(2)(1)をそれぞれ茹でてザルにあげ、水気を絞る。
(3)ボウルに(A)を混ぜ合わせ、(2)と白すりごまを加え味をなじませる。
・減塩ポイント
酸味やごま油の香り、すりごまの香ばしさで、塩分ゼロでもおいしく食べられます。
問合せ:保健医療課
【電話】0824-73-1255
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