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庄原が好き

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広島県庄原市

このコーナーでは、人と人とのつながりや暮らしのストーリーを、シリーズで紹介します。
今回は、口和町で牧場を経営している福元さんにお話を聞きました。

■口和町に来るまで
私は東京都で生まれ、大学進学のため広島県に来ました。夫とは大学の時に出会い、卒業後、私は東京都で高校教諭として働き、夫は広島県内の牧場で働き始めました。
その後、結婚をして、夫婦で牧場経営をしようという話になり、放牧で牛を飼いたいという強い思いがあったため、条件に合った福島県で牧場を始めました。
最初はたくさんの苦労がありましたが、そんな時は、いつも地元の皆さんが力を借してくれたのを今でも覚えています。
そして牧場が軌道に乗り始めたころ、原発事故が起こりました。私たちは、自然の循環の中で牛を飼うことを大切にしていたので、事故の影響でそれができなくなり、とても重い決断でしたが、福島県を離れ、縁のある広島県へ避難しました。

■口和町で牧場を始める
広島県で暮らすことになった時も、放牧で牛を飼いたいという気持ちは変わりませんでした。
そんな時、知人の紹介で口和自治振興区長の清水孝清(しみずたかきよ)さんを紹介してもらいました。
清水さんは、親身になっていろいろな土地を紹介してくださり、放牧ができそうな土地が見つかったため、移住して口和町で牧場を始めることにしました。
口和町に決めた理由は、福島県でもそうでしたが、本気で受け入れようとしてくれる人がいることです。牧場の規模は、福島県の時と比べると、小さいですが「ここでやれることをやれる範囲でやっていこう」と夫と話しています。

■庄原市での暮らし
私は里山で過ごすのが好きなので、これからも牧場を続けながら家族と口和町で暮らしていきたいと思っています。自然放牧を続け、たくさんの人に自然を感じてもらえる牧場にしたいです。

問合せ:自治定住課自治定住係
【電話】0824-73-1209

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