5月26日、比和町木屋原にあるグリーンポート吾妻路横の水田で、広島県無形民俗文化財の比和牛供養田植が開催されました。
比和牛供養田植は、信仰・音楽・労働の3要素を含む大掛かりな儀式田植で、約700年前、大山(鳥取県)の社人(しゃじん)よりこの地に伝えられた太鼓踊りの技法を起源とし、古式に基づく技法を現代に伝える郷土芸能です。4年に1度行われる伝統行事ですが、新型コロナウイルスの影響により前回中止となったため、今回は8年ぶりに開催されました。
当日は、多くの観客の中、牛による「代(しろ)かき」や「早乙女(そおとめ)」による田植え、「太鼓打ち」などが披露されました。
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