庄原が好き

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このコーナーでは、人と人とのつながりや暮らしのストーリーを、シリーズで紹介します。
今回は、口和町での生活を満喫している西本さんご家族にお話を伺いました。

■口和町に来たきっかけ
私たちが口和町へ移住したきっかけは主人の転勤でした。
主人は警察官で、12年前に口和町の駐在所へ引っ越しました。
引っ越し当日、夜だったにも関わらず、地域の皆さんが手伝いに来てくださり、とてもびっくりしたことを覚えています。後で聞いたのですが、駐在所の引っ越しの時は、地域の常会総出で手伝うのが習わしだったみたいです。
口和町の皆さんは、最初から私たちを受け入れてくださったので、地域になじむのは早かったと思います。
当時、息子は保育所の年長だったのですが、引っ越してから翌日くらいに「うちの子と同級生らしいので」と言って、地域のお母さんたちがお子さんを連れて遊びに来てくださいました。同級生が近くに住んでいることがうれしく、息子もすぐに仲良くなって、保育所へもすんなり入ることができました。

■兄夫婦も口和町へ
口和町に住み始めた頃、兄夫婦が遊びに来てくれました。そのとき「やっぱり田舎暮らしはいいな」と兄がボソッと言い出しました。
最初は冗談で言っているのかと思いましたが、いつかは田舎で暮らしたいと思っていた兄がその後「せっかくなので」と私たちのいる口和町で家探しを始めて、本当に引っ越してきました。
兄夫婦と一緒に暮らしていた母は、家族の中でも一番田舎暮らしに縁遠い人なので、田舎での生活は難しいんじゃないかと思っていましたが、今は自分たちより口和町になじんでいます。

■口和町のいいところ
現在、主人は転勤になり、口和の駐在所を離れましたが、私たちは今も口和町で暮らしています。
地域の皆さんが、会えば声を掛けてくださり、本当に温かさを感じることができます。
県外の高校に通う息子と娘のことを今でも気にかけてくださる口和町のおじいちゃん、おばあちゃんがいるのは、とてもありがたいです。

問合せ：自治定住課自治定住係
【電話】0824-73-1209