庄原が好き

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このコーナーでは、人と人とのつながりや暮らしのストーリーを、シリーズで紹介します。
今回は、比和町へUターンし、幅広く活動している奥田さんにお話を聞きました。

■比和町に帰る
私は、比和町で生まれ大学進学を機に広島市へ行き、その後、飲食店や児童学習支援施設で働いていました。仕事をする傍ら、昔からイベントなどの司会を仕事にしたいと思っていたので、自分の活動をPRするため、動画配信サイトにゲームなどの動画を投稿する活動もしていました。
そういった生活をしていたのですが、ある日、知り合いから東広島市で農業法人を作らないかと誘われました。この話は結局実現しなかったのですが、それ以降農業に興味を持ち、動画投稿はどこでも好きなところで活動できるので、地元の比和町に戻って農業を学ぼうと思い、Uターンすることを決めました。

■新たな体験
今は動画投稿やイベントの司会、吾妻山の草刈り、庄原市社会福祉協議会の非常勤職員として幅広く活動しています。
吾妻山の草刈りをしていると普段見ることのできない動物や植物に出会うことができ、とても楽しく仕事をしています。
仕事を通じて今まで経験したことのないことも多く経験でき、いつも新鮮な気持ちで常にどうすれば効率よく仕事ができるかを考えています。

■地域を維持したい
比和町には「つなぐ棚田遺産」に選ばれた三河内(みつがいち)の棚田があります。
しかし、10年後20年後には、米を作る人がいなくなり、棚田がソーラーパネルになるかもしれません。
私はそうならないためにも、ゆくゆくは農業法人を立ち上げ、地域の田んぼを守っていきたいと思っています。
また、祭りやイベントに司会として参加するなどの活動を通じて、地域の維持に取り組んでいきたいです。

問合せ：自治定住課自治定住係
【電話】0824-73-1209