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シリーズ 躍動する子どもたち! 「地域探究・貢献活動編」

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広島県庄原市

このコーナーでは、隔月で市立学校の取り組みや児童生徒の活動の様子を紹介します。

■西城中学校
西城中学校は、地域の協力を得て、自分たちで開墾した畑「西中farm」で、大根やトマトなどの野菜を育てています。
本年度3年生の総合的な学習の時間では、育てた「西中産野菜」を活用し、何か地域貢献ができないかと考え、社会福祉協議会が運営するヒバゴン食堂と連携した地域貢献活動を企画しました。企画の中では、ヒバゴン食堂への西中産野菜の提供をはじめ、献立の提案、広報活動として看板やのぼり旗の作成、住民告知放送で流す原稿の作成など幅広く取り組みました。
また野菜を提供したヒバゴン食堂は大盛況で、3年生の多くがボランティアとして参加し、接客などに尽力しました。西城中学校では、これからもさまざまな団体と協力しながら、地域への貢献活動に取り組んでいきます。

■高野小学校
高野小学校は、地域の特産品であるトマト・大根・リンゴを学習材料として、総合的な学習を行っています。
本年度4年生は、地域の特産品である「高野大根」の良さを多くの人に知ってもらうことを目標に学習を進めました。大根農家の人の指導を受けて栽培・収穫を行い、「道の駅 たかの」で訪れた人に販売しました。販売を担当した4年生の萩原美月(はぎわらみづき)さんは「大根を全部売り切ることができるように頑張った。皆さんに大根を食べてもらって、高野町の良さをもっと知ってもらいたい」と笑顔で話しました。
高野小学校は、地元の特産品の栽培などを通じて、地域の人の思いやふるさとの良さを発見するとともに、高野町の自然や地域に誇りを持つことができるよう取り組みを進めています。

■板橋小学校
板橋小学校は、6年生が総合的な学習の時間で、高齢化社会の福祉の充実をテーマに、高齢者理解のための体験活動や調べ学習を行いました。
体験活動では、敷信自治振興センターで行われた「シルバーリハビリ体操(高齢者の介護予防を目的に、健康寿命を延ばす体操)」に参加し、参加者全員で交流を楽しみながら、健康の大切さについて学びました。その他にも、誰でも気軽にできるスポーツ「ボッチャ」の体験も行いました。
授業の総まとめとして、児童自身が地域の高齢者の皆さんとの交流会を企画し、チラシ作成や運営を行いました。
交流会で地域の皆さんと触れ合いを楽しんだ児童は「これからも地域のために活動したい」と話しました。

■口和小学校
口和小学校は、6年生が総合的な学習の時間に「口和の歴史調べ隊」として、口和町の歴史や伝統文化についての学習を行っています。
毎年、地域の人から学んだ「永田田楽(ながたでんがく)」を学習発表会で披露し、地域の文化を継承しています。また、市文化財保護審議会委員の福田和典(ふくだかずのり)さん(口和町在住)から歴史や文化財について学んだり、一緒にフィールドワークを行ったりしています。これらの体験を通じて、興味を持ったテーマについて自分たちで調べ、学習を深めています。
この学習を通じて、自分が暮らしている「ふるさと口和町」の素晴らしさを感じるとともに、考え方の手法を学び、これからの自分たちの生き方に生かしていくよう活動を進めていきます。

問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184

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