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12月3日(火)~9日(月)は「障害者週間」障害者への就労支援

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広島県府中町

■障害のある人が就労するために
府中町では「府中町第4次障害者計画」を策定し、障害者の雇用や就業を促進しています。障害者のある人が就労するためには、多様な就業の機会を確保するとともに一般企業への障害に対するより一層の理解が求められています。
町内には、就労に向けた支援を行う事業所が6つあります。今回の特集では、就労支援事業所にスポットライトを当て、支援者と利用者にお話を伺いました。

■就労移行支援事業所 すみっこテラス
府中町茂陰1-8-7【電話】298-7740

◇できるようになると、自信がついた。
利用者 二井野さん
きくらげをパックに詰める作業をしました。お客さんが買いたくなるように見栄えよく詰めるのですが、最初はうまくできませんでした。でも、職員さんは怒らずに「次にできればいいんよ」って言ってくれました。数をこなすとできるようになってきて、自信がつきました。

◇障害者という枠を取り払い、戦力になってもらいたい。
代表 新谷 浩之さん
一般就労を目指す障害のある方に対してプログラムを作り、支援しています。障害があっても活躍できる人は多いです。母体である新和金属(株)でも、モチベーションが高く、製造工程のなかでナンバー1のスペシャリストもいます。置かれた場所で一生懸命やっているからこそ、世の中全体が明るくなります。企業も工夫さえすれば、障害者であっても戦力になって働ける環境は整えられると思います。

■障害に関する相談窓口はこちら。
・福祉課障害者福祉係役場2階(6)番窓口【電話】286-3161
・障害のある人とその家族のための相談窓口:町HP
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。

■就労継続支援B型事業所 DIGITAL ART CENTER(DAC)
府中町大須1-17-14【電話】0120-574-664

◇障害があるからと、夢を諦めてほしくない。
指導員・支援員 加藤 麻由さん
この事業所では、精神障害や発達障害をお持ちの18歳から50代の方が通所されていて、イラストや動画制作などクリエイティブなことをやりたい障害者を支援しています。まず、どんなことがしたいかお話を聞いたうえで、私たちクリエイターが1から制作を教えています。また、支援員でもあるので利用者の心の状態に合わせた気づかいや指導を心がけています。
開所して3年、ありがたいことに役場をはじめ、地域の企業からもイラストやチラシなどの制作依頼が入り、利用者のやりがいとなっています。
障害を持っているからと、自分の夢を諦めないでほしい。どんな障害や環境であっても、やりたいことができるよう、私も支援していきたいです。

◇クリエイティブなことをするのが楽しい!
利用者 前田さん(仮名)
もともと絵を描くことが好きで、町内の就労支援事業所を検索して見つけ、通所を始めました。ここではタブレットを使ってイラストを描いたり、チラシをレイアウトしたりしています。
創作することがすごく楽しいです。ある企業のロゴマークをデジタル化するという仕事をもらったときは、気が遠くなるような作業でくじけそうになりましたが、出来上がったときの達成感は気持ちよかったです。

■町内の就労継続支援B型事業所
働く場や居場所を求めている人を支援し、自分のペースで働ける場を提供しています。

■町内の障害者支援団体
町内には5つの支援団体があり、障害を持つ方やその家族の相談に乗ったり、レクリエーションを行ったりしています。

詳しくは福祉課障害者福祉係へお問い合わせください。

問合せ:福祉課障害者福祉係
【電話】286-3161

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